VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

【新譜情報】Oehms Classics

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グラモフォンやBMGで長年活躍したディーター・エームスが2003年に立ち上げたドイツのレーベルです
 
 
イメージ 2シモーネ・ヤング指揮、『ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68』
多くの支持と高い評価を得ているシモーネ・ヤングと手兵ハンブルク・フィルによるブラームス:交響曲チクルスが始動!ウィーン・フィルを初めて振った女流指揮者シモーネ・ヤングが手兵ハンブルクフィルハーモニー管弦楽団は、「ブルックナー:交響曲初稿版シリーズ」や、ワーグナーの「指輪」、ヒンデミットの「画家マティス」など、『重厚ということだけでなく、細部までこだわったオーケストラへの要求を完璧にこなした精密な演奏』と、高い評価を得ています。
今回はロマン派古典的ブラームスの演奏です。彼女が新たにスコアを見直した結果は、濃厚的なロマンティックの中に秘められた古典的な舞曲や民謡だったのかもしれません。それを融合することに、独特な新しいブラームス像なのです。もちろんシモーネ・ヤングはすみずみまで神経が行き届き、更に練り上げられ、それに応じたハンブルク・フィルの演奏は、別の意味で最も現代的に感じるに違いありません。 (ソニー
 
【演奏】シモーネ・ヤング(指揮) ハンブルクフィルハーモニー
【録音】 2007年3月11&12日 ハンブルク、ライスハレ(ムジークハレ)でのライヴ
レコーディング・プロデューサー&マスタリング:イェンス・シューネマン
サウンド・エンジニア:クリスティアン・フェルトゲン

【収録曲】『ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68』
 
 
 
 
イメージ 3コルスティックのベートヴェン:ソナタ集Vol.8
ヨーロッパで『ドクター・ベートーヴェン』と呼ばれ、エコー賞を受賞するなど非常に高い評価を得ているコルスティックのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ集、8枚目。今回は超名曲『ワルトシュタイン』『熱情』を含む作品を3曲収録。彼は今まで録音に使用した楽譜は、ボン・ベートーヴェン・ハウスのアーカイヴに保存されているベートーヴェンの自筆譜を使用しています。彼ならでは着眼点は、そこから様々な演奏表現を見出すことに成功し、今までにない爆発的なエネルギーを表現していきます。
ソニー
 
【録音】
2003年8月6日 プフォルツハイム・コングレスセンター(第21番)、2008年6月3&4日 ケルン・ドイチュランド放送スタジオ(22&23番)ミヒャエル・コルスティック
【収録曲】
ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」』、 『ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54』、『ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」』
 
 
イメージ 4マックス・レーガー:オルガン作品集
レーガーのオルガン作品の録音は数多くありますが、この録音ではレーガーが育った街、ヴァイデン・イン・デア・オーバープファルツにある聖ミヒャエル教会のオルガンを使用しているのが特徴です。このオルガンも幼少の時期から聴き、そして演奏されたものです。
H・フェラーは、1951年ミュンヘン生まれ。ミュンヘン芸術大学でオルガンを学び、パリでマリ・クレール・アランの教会音楽を学びました。ドイツで奨学金を得、1979年にミュンヘン、ベルリン、ニュルンベルクの国際コンクールで優勝。1980年オランダ・ハールレムでのオルガン即興コンクールで優勝し、1983年よりミュンヘン芸術大学教授を務めています。彼はもちろん古典的オルガン作品も多く演奏していますが(CALIGなどに多数録音)、様々なテレビや映画音楽の作曲と演奏を行い、絶賛されています。この録音では、オルガンの録音には定評のあるこのレーベルの、SACDマルチチャンネルの特性をいっぱいに引き出した録音です。 (ソニー
 
【録音】2009年 オーバープファルツ、ヴァイデン聖ミヒャエル教会 (デジタル:セッション)
【演奏】ハラルド・フェラー(org)
【収録曲】
マックス・レーガー
『「3つの幻想曲Op.52」より「”目覚めよと呼ぶ声あり”による幻想曲とフーガ」』
『「52の易しいコラール前奏曲Op.67」より「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」「こぞりて讃えよ 主のみ民ら」「いまぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たち」「高き天よりわれは来れり」』
『「12の小品集Op.59&80」より「キリエ」「グローリア」「ベネディクトゥス」「アヴェ・マリア」「パストラーレ」』
『「7つのオルガンのための小品Op.145」より「クリスマス」』
『「2つの幻想曲OP.40」より「”暁の星はいと麗しきかな”による幻想曲とフーガ」』
 
 
イメージ 5ペトル・エベン(1929-2007):オルガン協奏曲第1番「シンフォニア・グレゴリアーナ」
エベンはボヘミアで生まれ、ピアノ、チェロ、オルガンを学びましたが、ナチの強制収容所に抑留され苦悩の日を過ごしました。戦後、プラハ音楽アカデミーに入学し、イギリスのマンチェスターで作曲法の教授を務めました。1990年にプラハの春音楽祭会長を務め、現代チェコ作曲家の第一人者でもあります。様々なジャンルの作品を作曲し、ウィーン・フィルザルツブルク大聖堂のための委嘱作品もあります。
この作品は、1954年に作曲した彼にとって初期の作品ではありますが、グレゴリオ聖歌のメロディーを主題として書かれた大規模な作品で、現代的で荘厳さが魅惑的なものです。この録音では、ドイツの若手オルガニスト、グンター・ロストが担当しています。ロストは、1974年ヴュルツブルク生れ。生地でギュンター・カウンツィンガーに、パリでマリ=クレール・アランにオルガンを学んでいます。ライプツィヒ・バッハ・コンクールや、ニュルンベルクハンガリーなど数多くのコンクールで入賞したロストは、バイエルン芸術賞を受賞し、グラーツ音楽大学教授も務めています。(ソニー
 
【録音】2009年4月14~16日 バンベルク・コンサートホール「ヨーゼフ・カイルベルト・ザール」 (デジタル:セッション)
【演奏】 グンター・ロスト(org) ガブリエル・フェルツ(指揮) バンベルク交響楽団
【収録曲】ペトル・エベン:『オルガン協奏曲第1番「シンフォニア・グレゴリアーナ」』
 
 
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