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SACDに特化した偏屈ブログ

【新譜情報】セガンBISデビュー、ノルウェーの民俗音楽、クイケン・バッハ:カンタータ新作、マリンバ界のホープ塚越慎子デビュー

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次期フィラデルフィア音楽監督、注目のネゼ=セガンBISに登場。
注目の1975年生まれのカナダ人指揮者ヤニック・ネゼ=セガンがBISに登場。フィラデルフィア管の次期音楽監督にも決まっている彼が、ゲルギエフより引き継いだ手兵ロッテルダム・フィルと興味深いシリーズをBISで展開していくという予定で乞うご期待。第1弾はベルリオーズ。名曲中の名曲「幻想交響曲」と、ローマ賞課題曲として作った珍しい「クレオパトラ」。どちらも主人公の自殺前の想いがテーマで、ベルリオーズならではの複雑で異常な心理的美学が反映されています。ネゼ=セガンの演奏は鮮烈そのもの。驚くほど若々しいエネルギーに満ち、「幻想交響曲」をまるで初めて聴く音楽かのように再現します。目の離せないシリーズの開始です(キングインターナショナル)
ベルリオーズ
1. 幻想交響曲
2. 劇的情景「クレオパトラ
【演奏】
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(Sop)
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
ロッテルダム・フィル
【録音】
2010年3月 オランダ放送音楽センター,スタジオMCO5  Stereo/Multichannel HYBRID
 
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まるでグリーグノルウェーの民俗音楽とそこから生まれた新作
ノルウェーの民俗音楽は特異なリズムとハーモニーを持つ個性的なもので、グリーグの音楽にも効果的に用いられています。ここでは民俗合唱やハルダンゲル・フィドルによる伝統音楽と、それらからインスパイアされた近作を集めています。伝統音楽はまるでグリーグ、現代作品も前衛的でなく、不思議な哀感と素朴さにあふれた独特の味わいに満ちた世界が広がります。ワールドミュージック・ファンも必聴です。
(キングインターナショナル)
伝承曲:
 イェンディーネの子守歌/夜更かしをした/イエス、汝優しき友よ/優雅なイエスよ/
 イエスは自らの考えに従う/イエス、私は参ります/ヴァルソイフィヨルドの結婚行進曲
イェルムン・ラーシェン:ポロネーズ/グローペン/ソルベン/ソリストヴァルス
アイヴィン・グローヴェン:マルギート・ヒュークセ Op.48
アイヴィン・ビューエネ:アルルサング
【演奏】
グレーテ・ペデーシェン(指揮)
ノルウェーソリスト合唱団
ベリト・オフェイム(唄)
イェルムン・ラーシェン(ハルダンゲル・フィドル
【録音】
2009年11月 リス教会(オスロ)  Stereo/Multichannel  HYBRID
 
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シギスヴァルト・クイケンラ・プティット・バンドによるOVPP方式(各声部1人)によるカンタータ集シリーズの第12巻。三位一体後第15日曜日から第18日曜日のカンタータを収録しています。
 美しいコラールを持つカンタータ第27番は三位一体節後第16日曜日のために書かれました。冒頭に大規模な聖句合唱をもつ雄大カンタータ第47番。三位一体節後第15日曜日のためのカンタータ第138番は、コラールを中心としレチタティーヴォなどの形式を結合したコラール・カンタータの先駆をなすもの。ラ・プティット・バンドの流麗で端正な形式感は楽曲本来の美しさを際立たせます。カンタータ第96番の冒頭合唱では、アルトに置かれた定旋律と煌く音色の「明星」に喩えられたフラウト・ピッコロの鮮やかで技巧的な華やかな曲調が印象的です。(キングインターナショナル)
J.S.バッハカンタータ集Vol.12
カンタータ第27番『だれぞ知らんわが終りの近づけるを』BWV27
カンタータ第47番『だれでも高ぶる者は低くされ』BWV47
カンタータ第138番『いかなれば汝は悲しみくずおるるや』BWV138
カンタータ第96番『主キリスト、神のひとり子』BWV96

 ガーリンデ・サマン(ソプラノ)
 ペトラ・ノスカイオヴァ(アルト)
 クリストフ・ゲンツ(テノール
 ヤン・ファン・デル・クラッベン(バス)
 ラ・プティット・バンド
 シギスヴァルト・クイケン
(指揮)

 録音:2009年9月21-22日:ベルギー、シント・トライデン  Stereo/Multichannel  HYBRID
 
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次世代を担うマリンバ界の若きスター塚越慎子(つかごし・のりこ)のデビューアルバムです。
第2回 パリ国際マリンバコンクール(フランス)第1位、第8回 第2回 国際マリンバコンクール(ベルギー)第2位他、国内外の数々のコンクールで輝かしい受賞歴を誇る塚越慎子。その塚越の「ディア・マリンバ」は、まさにタイトルのとおりアーティストのマリンバに対する深い愛情が感じられるアルバムです。
シリアスな現代曲から、ジャズやポピュラー音楽のイディオムを踏襲した楽曲まで、アーティストの持てるポテンシャルを幅広く堪能できます。
世界的名指揮者であるシャルル・デュトワをして、「私の知る限り、Noriko Tsukagoshiほど素晴らしいマリンバの演奏を聞いたことがない。」と言わしめるほどの見事な才能は、CDに収録されたすべての楽曲において証明されています。(ソニー
 
サウル・コセンティーノ:ポエマ
三宅一徳:チェイン
サウル・コセンティーノ、オスヴァルト・タランティーノ:エル・ヌエヴォ・タンゴ
マイケル・ブリット:カリタス
エリック・サミュ:ザッピング・トリオ
吉松隆(塚越慎子編)アトム・ハーツ・クラブ・デュオ 作品70a
細川俊夫マリンバのための「さくら」
 
◇塚越慎子(マリンバ)
◇土井徳浩(クラリネット) ⑦
◇鉄井孝司(ウッドベース) ⑦
◇山口真由子(マリンバ) ⑧ - ⑪   Stereo HYBRID
 
 
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