VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

【新譜情報】激安輸入盤SACDと4月発売のSHM仕様SACD

1877年に作曲されたブラームスの第2番の交響曲は、劇的な面が際立つ第1番と比べると、伸びやかで快活な楽想を持っています。とはいえ、やはりそこはブラームス。流麗さの中にも、彼らしい緊密な構成が見てとれる一筋縄ではいかない作品となっています。1883年に書かれた第3交響曲は緊張感に満ちた開始や、コンパクトな構成が特徴。標題なども付されてなく、とにかく音楽性で勝負する交響曲です。このヤンソンスの演奏は、曲の中に潜むロマン的な抒情、そして哀愁、闘争心など様々な思いをかき立てられる、創造性豊かな仕上がりとなっています。思いの他、ゆったりとしたテンポで始まる第2番。激流の如く流れおちる第3番。しかし、いつものことながら各所に浮かび上がる小さな楽想たちを交通整理するヤンソンスの手腕には驚く他ありません。各々の曲の録音時期もホールも異なっており、それぞれの違いを聴き分ける楽しみも有しています。毎年、多くのブラームスの録音がリリースされますが、これほど自己主張の強い盤は久し振りです(ナクソス・ジャパン )
ブラームス
1-4. 交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
5-8. 交響曲 第3番 ヘ長調 Op.90
【演奏】
マリス・ヤンソンス(指揮)、バイエルン放送交響楽団
【録音】
2006年3月16-17日 ミュンヘン・ヘルクレスザール…第2番
2010年1月16日 ウィーン ムジークフェライン大ザール…第3番(ライヴ)
 
↑輸入盤です。国内仕様はこちら
 
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「芸術作品を創った者ではなく、作品そのものが重要だ」と考え、妥協することなくモダニズムの道を進む作曲家、ユッカ・ティエンスーの作品集。プラス・アンサンブルは、チェロのエルッキ・ラヘスマー、アコーディオンのミッコ・ルオマ、クラリネットのクリストフェル・スンドクヴィストが、今日の音楽に光を当てることを主な目的に、2002年に結成しました。ソロ、デュオ、トリオから七重奏まで、作品によって編成はさまざま。この作品集ではユッカ・ティエンスーがピアニスト、キーボード奏者を務めるほか、フルートのミカエル・ヘラスヴォとヴァイオリンのヤン・セーデルブルムがゲストミュージシャンとして参加しています。
(キングインターナショナル)
 
 
ユッカ・ティエンスー(1948-):
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タンゴ・リュネール(1985)(フルートまたはオーボエクラリネット、ヴァイオリン、チェロとキーボードのための)
オッドジョッブ(1995)(チェロとエレクトロニクスのための)
プラス IV(1992)(クラリネットアコーディオンとチェロのための)
拍子のない前奏曲(1976)(ピアノのための)
ビート(1997)(クラリネット、チェロとピアノのための)
鉱石(2007)(アコーディオンのための)~「Longing Desire Zeal Swell Forwards!」
ルバート(1975)(アンサンブルのための)
アステレツァ(1999)(ウォーキング・バスクラリネットのための回文)
ベートーヴェンへのトンボー(1980)(クラリネット、チェロ、ピアノとテープのための)
【演奏】
プラス・アンサンブル
エルッキ・ラヘスマー(Vc)、ミッコ・ルオマ(アコーディオン
クリストフェル・スンドクヴィスト(Cl)、ミカエル・ヘラスヴオ(Fl)、ヤン・セーデルブルム(Vn)
ユッカ・ティエンスー(P)
 
アメリカのAlbany Recordsから、ピーター・ホールステッドというピアニストがショパン、リスト、ドビュッシー、サティ、ラフマニノフコープランドピアノ曲を演奏したアルバム。このアルバムで注目なのはHYBRID SACDに加え、ブルーレイ(BD)+BOOKが同梱されています。これまで HYBRIDとBDでの発売はスウェーデンの2Lレーベルから出ていましたが、アメリカのレーベルからもこうした動きが出てきたというのは興味深い。
Chopin: Nocturne Op. 27 No. 2, Prélude Op. 28 No. 15, Berceuse, Debussy: Reflects dans l'eau, Clair de Lune, Liszt: Paysage, Un Sospiro, Harmonies du Soir, Consolation, Satie: Sarabande No. 3, Rachmaninov: Moments Musicaux Op. 16 No. 5, Copland: Down a Country Lane

 
 
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鬼才ヤン・ヴィレム・デ・フリエンドの新録音
ベートーヴェン全集第2弾!
絶大な信頼と人気を博している鬼才ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド。近年では指揮者としての名声が欧米諸国を中心にますます高まり、オランダの音楽土壌が育んだ、新・旧両スタイルを自由自在に行き来する柔軟性と、鋭い洞察と積年の研究に基づいて、常に斬新かつ興味深いプログラムを発表。創意に満ちたプログラムによる録音でも世界を席巻しています。
現在、オランダで最も注目を集めるコンビであるデ・フリエンドとネザーランド交響楽団。進行中のベートーヴェン全集第2弾は、「運命」と第1番です。デ・フリエンドは数十年を費やしてベートーヴェンの人物、音楽、その時代、先達者と弟子達など、この偉大なる作曲家について研究を積み重ねてきました。そして今、準備が整ったとして録音を開始し、その完成度は凄まじい光彩を放ちます。
「指揮者のデ・フリエンドによると、第5交響曲では、メッテルニヒ政権時代のウィーンの抑圧と権威主義が聴こえてくるようです。第1楽章の冒頭の動機からそれは鳴り響き、交響曲全体を通じ、その抑圧から自由に解き放たれる過程を描いているかのようです。しかし、制限というのは全て、その中で自由を与える得るものでもあります。ちょうどベートーヴェンの聴こえなくなっていく耳がそうです。自分の周りの世界の音が聞こえないことで、自分自身の声が聴こえるようになりその経験を作曲に生かすという自由を獲得するのです。第5交響曲の最後では、最も高い音域を奏でるピッコロに、トロンボーンコントラファゴットによる最も低い音域まで、計り知れないほどの音色の豊かさがあります。それはまるで勝利を祝う凱旋行進曲のようで、自由が響き渡るのです。抑圧されることのない勝利。それをお感じ頂けるでしょう。ベートーヴェン自身の人生も同様です。彼の身体的制限に起因する個人的なレベルだけでなく、社会的なレベルでも。メッテルニヒ政権下でウィーン市民がどれだけ抑圧されていたか、それはフランス革命後の信じられないほどの失望だったことでしょう。自由、平等、友愛に何が起こったのか?と。」(ライナーノートより)(オクタヴィア・レコード)
 
ベートーヴェン
交響曲 第1番 ハ長調 作品21
交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
【演奏】
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
ネザーランド交響楽団(ヘット・オーステン管弦楽団
 
ジャズ・アコーディオン奏者Jurek Lamorski によるアルバム。どうやら2007年にリリースされたSACDの様ですがUSリリースになったようです。アナログ録音
Jurek Lamorski Quartet:
Omar Rodriguez Calvo (acoustic bass)
Roland Cabezas (acoustic guitar)
Pablo Escayola (percussion)
Jurek Lamorski (accordion)
 
 
やはりUS発売されると安いですね。プレス枚数や流通経路の関係でしょうかね?不毛地帯といってもいいUS・SACD事情ですが、何気にSACDプレイヤーがリリースラッシュで、今後に期待。
尚、Amazon輸入盤は急に値上がりしたり、発売後はほぼ確実に値上がるのでご了承ください
 
それとユニバーサルからのSHM仕様SACDの4月タイトルが
 
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以下既SACD化タイトルの出直しです
 
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サンボーンクラールラモーはまだHYBRID盤が安価ですが他は高騰入手困難です