VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ハーゲン四重奏団30周年アルバムはSACD!!!

Hagen Quartet 30 (ハーゲン弦楽四重奏団 結成30周年記念アルバム - ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 ホ短調「ラズモフスキー」/他)

 
1-4. ベートーヴェン弦楽四重奏曲 ホ短調「ラズモフスキー」Op.59-2
5-8. モーツァルト弦楽四重奏曲 変ホ長調 K428(K421b)
9-13. ヴェーベルン弦楽四重奏のための5つの楽章 Op.5
14-19. ヴェーベルン弦楽四重奏のための6つのバガテル Op.9
【演奏】
ハーゲン弦楽四重奏団
 ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)
 ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン)
 ヴェロニカ・ハーゲンヴィオラ
 クレメンス・ハーゲン(チェロ)
【録音】
2010年5月&7月 ジーメンス・ヴィラ
 
 
柔和でしなやかなサウンド、弾力性に富んだリズム……。清々しい演奏が魅力のハーゲン弦楽四重奏団。現代曲でも決して冷たくならず、人間的な温かさを感じさせてくれる。80年にザルツブルク在住のハーゲン兄弟姉妹により結成。第2ヴァイオリンのアンゲリカがソリストを目指して抜けたため、現在のメンバーは、第1ヴァイオリンに兄ルーカス、第2ヴァイオリンはライナー・シュミット、ヴィオラを妹のヴェロニカ、そしてチェロが弟のクレメンス、という顔ぶれになっている。81年、メンバー全員が10代という若さで、ロッケンハウス国際室内楽フェスティヴァルで第1位を獲得し、その後、ポーツマスエヴィアンの両国際コンクールでも優勝した。84年にはザルツブルク音楽祭にも出演を果たし、シフやグルダなどの著名アーティストとの共演も数多い。また各々のソロ活動も盛んに行なっており、その分野でも高い人気を博している。(goo)
 
 
myrios classics
「全ての音楽には始まりと終わりがある」
そんな言葉をコンセプトに2009年に設立されたMYRIOS CLASSICS(MIRIOSはギリシャ語で「無限大」の意)。現在35歳の若きレーベル創立者シュテファン・カーエンは幼い頃から音楽に親しみ、常に音楽テープを友として成長、デュッセルドルフサウンド・エンジニアの技術を学び、並行してロベルト・シューマン大学にて音楽学も究めています(実は日本の某有名ゲーム会社にてサウンドリエーターとして活躍していたという異色の存在でもあります)。
 良い音楽を高音質、高品質のフォーマットでリスナーに届けるためにレーベルを立ち上げたという彼の思いを伝えるために、最初のリリースとして選ばれたのが、ヴィオラの名手タベア・ツィマーマンのソロ・アルバムとアルテ・ムジーク・ケルンのアンサンブル・アルバムの2種類です。これらはマニアックなユーザーの耳を存分に満足させるもので、とりわけSACDハイブリッドで収録されたタベアのヴィオラの艶やかに濡れそぼった音色は、この上ない強いインパクトを与えてくれるはずです。
 「納得の音のみをアルバムとして制作する」ため、莫大なリリースは望めませんが、完成度の高い1枚の出現を今か今かと待つ楽しみを与えてくれそうな期待のレーベルです。(ナクソス・ジャパン)
 
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