VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

SACD地位向上なるか?

SACD誕生からとっくに10年過ぎているのに、まだ存在すら知らない方が多数という現状

そもそもマニア向けではありますから、劇的な普及はないだろうはメーカーの当初の思惑はさておき分かりきった事実ですので別に良いのですが

あまりに商業的に旨味がない状態では、企業も慈善事業ではないのでそうそう続けられない

それでも出来るだけ良い状態で音楽を届けたいという、おそらく「音楽愛」や「情熱」のみに支えられてきたと言って過言ではないでしょう

SACDが「最高」かはリスナーの、製作者の意向や趣味趣向にもよりますが
よりプレイヤー、録音技術の技術向上やDSDの利便性向上などで「最高」に成り得ると個人的には思ってますし(現状でもすこぶる極上と思いつつ、でもまだSACDの持つポテンシャルは最大限発揮には全然至ってないとさえ思います。)、
やはりノウハウの蓄積は今後の音楽文化、録音文化において大変重要だと思い、微力ではありますがブログで応援しているわけです


CDやダウンロードが単にライブ・コンサートのプロモと化している、コピーして当たり前、タダで当たり前

の中完全に時代と逆行しているわけですが、正直そんな世の中ならば時代とやらに取り残されても良い。
少々高い。娯楽が数多くある中で、映像も無いただ音楽が聴けるだけの物と捉えれば確かに高い。
でも、アーティスト(ミュージシャン、エンジニア)が真剣にリスナーにぶつけて来てるものならば、真剣に受け止めようじゃないか、そんな真剣なアーティストが金銭的には恵まれないなんて理不尽じゃないか、そんな事を思いつつブログ更新してる・・いや我ながらバカですね。。


SACDの統計が始まって以来、一度も年間前年比100%を超えた事がない
つまり年々尻すぼみになってるわけですが

今年は

1月268% 2月193% 3月253%
(前年同月比)
という好成績!それまでの数字が悪過ぎるのは確かですが、CDが今年一度も100%を超えていない中での数字は非常に「光」と言ってよいかと(ちなみに統計は国内生産のみです)

フルトヴェングラーやエソテリック名盤復刻シリーズ、SHM-SACDシリーズの数字が大きいと思いますが、注文を付けるとしたらもうちょっと新譜でも数字が伸びないと長い眼で見た時は・・ですね。
再発で盛り上がってユーザーが増えて新譜にも注目度が増えてくれたらと願わずにいれません


一方で、これまでSACDで数多くリリースしてきたアーティストがノーマルCDでの新譜発売になった・・
というのがちょいちょい見受けられ・・

音楽業界全体で見ても再発はある程度の売上げは見受けられるが、新譜や新人はさっぱり
メジャーどころは売れるがマイナー系は酷い

なんて声が大きく聞こえてますのでね・・SACDの普及と併せて音楽文化の発展を願う私にはただ諸手も挙げて万歳は上の数字を見ても出来ないですね~・・それでも拳を握ってのガッツポーズは取れる数字ですので

SACDがもっともっと盛り上がってくれると嬉しいです。


新譜も再発ももっともっとリリースしてくれ!!