VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ジョナサン・ノットのマーラー・チクルス新録音! 交響曲第3番! アルト独唱は藤村美穂子 名手ヴァリーンのソロが冴えるスリリングなシューマン

最近は国内が盛り上がり、再発連発で新規SACDユーザーも増えている模様で嬉しい限り

やはりインパクトのあるタイトルは爆発力が違います
 
けれど、本当の意味での成熟は新譜も売れてくれる事。よろしく
 

シューマン:ヴァイオリンとオーケストラのための作品全集 (Schumann - Complete Works for Violin and Orchestra) [Hybrid SACD]

シューマン:ヴァイオリンとオーケストラのための作品全集』
ウルフ・ヴァリーン 、 フランク・ベールマン 、 ロベルト・シューマンフィルハーモニー管弦楽団

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タワーレコード


シューマンのアブナい世界を垣間見る、スリリングなひととき
ありそうであまりないシューマンのヴァイオリンとオーケストラのための作品全集。いずれもシューマン晩年の精神に変調をきたしてからの作品で、アブナい世界へ足を踏み入れてしまっているからでしょう。ヨアヒムが初演して好評を博したという幻想曲の新録音も貴重。シュニトケや、狂焼死した奇行作曲家アルゲーンなど、どうもその筋の音楽が得意なようなスウェーデンの名手ヴァリーンのソロが冴えます。
キングインターナショナル

シューマン:ヴァイオリンとオーケストラのための作品全集』
【曲目】
1. ヴァイオリン協奏曲イ短調(チェロ協奏曲 Op.129 より作曲者自編)
2. 幻想曲 ハ長調 Op.131
3. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
【演奏】
ウルフ・ヴァリーン(Vn)
フランク・ベーアマン(指揮)、ロベルト・シューマン・フィル
【録音】
2009年6月 ルカ教会(ドレスデン


ジョナサン・ノットマーラー・チクルス新録音! 交響曲第3番!
アルト独唱は藤村美穂子! 
2003年から始まったジョナサン・ノットマーラー交響曲録音シリーズ。今回はマーラーの作品のなかでもとりわけ巨大で奔放な規模を持つ第3番。「交響曲は世界だ。ゆえにすべてを包含しなければならない」というマーラー交響曲観をもっとも体現した作品で、その膨大な音の情報量、詰め込まれた音楽の多様さ、宇宙、自然への感謝と畏怖がこめられた音楽は現在までも他に類を見ません。第4楽章でアルト独唱を受け持つ、近年目覚しい活躍をする藤村実穂子の歌唱も聴きものです。超高音質により音のディテール、立体感に優れ、マーラーの思い描いた大自然のヒ響き、牧神の深いため息が聴き取れることでしょう。
東武ランドシステム


【曲目】
マーラー交響曲 第3番 ニ短調
[Disc1]第1楽章(34:45)
[Disc2]第2~6楽章(10:07/17:48/11:03/4:26/25:56)
【演奏】
ジョナサン・ノット(指揮)
バンベルク交響楽団
藤村実穂子(Alt)
バンベルク大聖堂少年合唱団
バンベルク交響楽団合唱団女声団員
【録音】
2010年5月25-30日 ヨーゼフ・カイルベルト・ザール,バンベルク(ライヴ)