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SACDに特化した偏屈ブログ

若いパワーみなぎるプロコフィエフ。 ガフィガンの溌剌とした快演!

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Prokofiev: Symphonies Nos. 1 & 5  The Netherlands Radio Philharmonic Orchestra:James Gaffigan



イメージ 2第3・4番(CC-72584)、イメージ 3第6・7番(CC-72714)に続く、ガフィガンのプロコフィエフ交響曲全曲録音シリーズ第3弾。第1番と第5番を収録しています。
『古典交響曲』の名で知られる第1番はプロコフィエフ26歳の時の作品。ハイドンを思わせるシンプルにしてユーモラスな筆致を軸に、プロコフィエフならではの機転の利かせた、明るい皮肉と風刺に満ちた愉しい音楽です。
53歳の時に書かれた第5番は当時の戦争から影響を受けた内容で、作品番号100ということもあり記念碑的な意味を持っています。プロコフィエフ交響曲中、最も高い人気を誇る名作であり、第3楽章の悲劇的な盛り上がりと天から降るような美しい旋律が特に印象的です。
ジェイムズ・ガフィガンは1979年ニューヨーク生まれ。サンフランシスコ響の准指揮者、クリーヴランド管のアシスタントを務めるなどしてアメリカの一流オケに関わり、2004年のショルティ国際指揮コンクールで優勝。現在ルツェルン交響楽団の首席指揮者を務めながら、世界中のオーケストラを指揮している逸材です。若い世代ならではの巧みなリズムの扱いが特徴で、プロコフィエフアヴァンギャルドな作風にも非常にマッチした演奏を聴かせてくれます。
キングインターナショナル


 
 録音に定評のある Challenge Classics     から。DSD録音SACD HYBRIDです。
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