VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

脅威のDSD録音:ポール・ブレイ&富樫雅彦『エコー』

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Paul Bley&Masahiko Togashi"Echo"



1999年DSD録音のシングルレイヤーSACDポール・ブレイ富樫雅彦という稀代のインプロ ヴァイザーによるデュオ・アルバム。只々凄い・・正直わけわからんが、とにかく凄い。まったくもって万人受けする内容ではないが、私の大好きなアルバム。こんな非商業的アルバムがSONYから出るなんて、良い時代だったんだなと思う。
そして、SONYが気合入れてたのがよく分かる、さすがDSDのリアル極まりない録音です。

ポール・ブレイの追悼に、元SONYの上原基章 氏の録音当時の回想記事があります


情景が浮かんでくる良い記事です。記事の最後に『ポールさん、何年か後に彼岸で富樫さんにヘイデンを加えて『echo2』をレコーディングしましょう。それから、プーさんとのピアノ・デュオも!』とあります。
生きてる間に実現して欲しかった~聴きたかったな~

Yuri Honing、Paul Bley、Gary Peacock、Paul Motianという布陣でDSD録音

プーさんこと菊地 雅章と日野晧正とのデュオアルバム
同じく

こういう音楽が好きな方にはこちらもおススメ


くれぐれも万人受けする内容ではないです。でも、こんな凄い音楽があるんだ!ってもう少し売れて欲しいと思うのです