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SACDに特化した偏屈ブログ

レイチェル・ポッジャーと仲道郁代の新録音SACDリリース

Grandissima Gravita

Grandissima Gravita 『グランディッシマ・グラヴィタ ~ 18世紀のヴァイオリン・ソナタ集』

 
バロック・ヴァイオリンの天女、レイチェル・ポッジャーの新録音です。
 
アルカンジェロ・コレッリの偉大な作品(とりわけOp.5のヴァイオリン・ソナタ集)に敬意を表し、そこからイマジネーションを探求していった18世紀の4人のヴァイオリニスト=コンポーザーたちによる「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」。それぞれがライバルや師弟など、互いに関係のあったヴィヴァルディ、タルティーニ、ヴェラチーニ、ピゼンデルのヴァイオリン・ソナタを、ポッジャーの麗しく艷やかなヴァイオリンで描きます。
東京エムプラス
 
【曲目】
ピゼンデル:
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調/
タルティーニ:
ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.2-5/
ヴェラチーニ:
ヴァイオリン・ソナタト短調 Op.2-5、
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.2-12/
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.2-2

【演奏】
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、
ブレコン・バロック
〔アリソン・マギリヴリー(チェロ)、
ダニエレ・カミニティ(リュート、ギター)、
マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(チェンバロ)〕
 

シューマン:ファンタジー

シューマン:ファンタジー

デビュー30周年記念アルバムです。
 
1987年11月5日、昭和女子大学人見記念講堂でのソロ・リサイタル・デビュー以来、日本を代表する人気ピアニストとして日本の音楽シーンを走り続けている仲道郁代。2016年/17年シーズンをデビュー30周年アニヴァーサリー・シーズンと位置付け、多彩かつ充実した音楽活動が目白押しです。
デビュー・コンサートおよび同時に発売されたRCAへのデビュー・アルバムに大胆にもシューマンの大作ピアノ・ソナタ第3番「グランド・ソナタ」を選び、活動初期にはシューマン作品の演奏で高く評価されてきた仲道が、デビュー30年を機に自らの「音楽の故郷」ともいうべきシューマンに戻ってきました。
デビュー30周年を記念するアルバムのために選ばれたのは、仲道が長年録音を切望しながら果たせなかった「幻想曲」と「交響的練習曲」という大作2曲と、美しい佳品「ロマンス嬰ヘ長調」。2017年4月、カラヤン/ベルリン・フィルの録音で知られるベルリン・イエス・キリスト教会での3日間のレコーディング・セッションで収録され、仲道が描き出すシューマンのファンタジーの世界が深みのある絶美のサウンドで捉えられています。
ソニーミュージック
 
【曲目】
シューマン
1.ロマンス 嬰ヘ長調 作品28の2
2.交響的練習曲 作品13
3.幻想曲 ハ長調 作品17
【演奏】
仲道郁代(ピアノ/スタインウェイ
【録音】
2017年4月18日~20日、ベルリン、イエス・キリスト教会(DSDレコーディング)

[プロデューサー]フィリップ・トラウゴット
[レコーディング・エンジニア]マーティン・キストナー、フィリップ・ネーデル(b-sharp
 
 
録音に定評のあるChannel ClassicsとRCA、いずれもDSD録音ですから楽しみです。