近頃にわかに活気付いてきた感のあるSACD市場。ロック/ポップスが寂しかったのですが、マニア狙いのものが増えてきましたね。
『サタニック・マジェスティーズ 50周年記念スペシャル・エディション』がまさかのSACD。既にSACD化されてるタイトルなので新鮮味はありませんし、モノ、ステレオの2枚組ならサラウンドも入れて欲しかったな~と思いつつも、これを機に他タイトル、そしてキングクリムゾンや大本命ビートルズなどにもSACD化の流れが来ればと・・再発専門レーベルからでなく本家からリリースと言うのが一縷の望みを増幅させます。
SONYは基本新録音をSACDリリースですが、ジェフ・ベックやサンタナ、キャロル・キングをデラックスエディションでSACDリリースし始めました(キャロル・キングは輸入盤でシングルレイヤーSACDが再プレスされたので、私ならこっち選びますが)。サラウンド仕様なのがさすがSONY。
それと、初期にシングルレイヤーでリリースされた、エアロスミス、ビヨンセ、デヴィッド・ボウイ、ジャーニー、マライア・キャリー、ローリン・ヒル、TOTO、マイケル・ジャクソンらを再プレスでもいいからして欲しい・・
ワーナーもかつてはDVD-A陣営だったのが、今ではなかなか積極的にSACDをリリースしてくれてます。
EMIも吸収して、タイトルはあるはずですので、頑張って欲しい。
拘りの録音で、我々をうならせてくれるものを、実力者人気歌手で聴きたいものです。お手軽録音で何出しても売れる時代はもうとっくに終わってるのですから。なんちゃってSACDも要りません。
ジャズですが、THREESOME (Marlene, Jiro Yoshida, Makoto Kuriya) 、アコースティック・ウェザー・リポートなどDSD録音でリリースしてくれてます。こういうアルバムがSACDユーザーに売れて、評価され、流れが広がってくれればと思います。