VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

けもの「めたもるシティ」

めたもるシティ

けもの「めたもるシティ」
 
01. オレンジのライト、夜のドライブ
02. 第六感コンピューター
03. PEACH
04. C.S.C.
05. Fish京子ちゃんのテーマB めたもVer.
06. めたもるセブン
07. tO→Kio(トーキオ)
08. 伊勢丹中心世界
09. River
10. Someone That Loves You
11. 第六感コンピューター カラオケVer.
 
 
青羊(あめ)のソロプロジェクト「けもの」の2ndアルバム。前作(未聴)と同じく菊地成孔プロデュース。
 
めたもる…タモルフォーゼ(変化、変容)を動詞化した青羊の造語

シティ…シティ・ポップ、2017年の東京を合わせたタイトル。ジャケットは池野恋
 
SACDでなければ知りもしないアルバムだったでしょう。YouTubeでラジオで流れた音源を聴いて、気になりました。せっかくSACDで出してくれるんだし、応援も込めて購入。とても良いです。ハマっちゃいました。独特の世界観と良メロディ。アレンジが巧みですし、バラエティ豊かな楽曲で飽きさせない。ジャズ人脈ですが、ポップス。大人が楽しめるポップス。
 
7、10を除いて作詞作曲は青羊。世界観がいいですね、近頃のひねりの無いラブソングや陳腐な応援歌ではない。
 
1のキャッチーなメロディ、甘酸っぱい世界観に引き込まれ、2のドラムからシンセが舞う曲の入りが心躍らせます。菊地成孔とのデュエット。ゴダールの『気狂いピエロ』を元にした歌詞だそうです。4も大好き、オシャレな曲。伸びやかな歌唱が良いし合間のブラスが良い。菊池のサックスソロ有り。
6曲〜10曲目は未来をイメージしていて、かつ、具体的な街のイメージがあります。
6はこのアルバムのリード曲。変わりゆく東京と変わりたい女性の心情がリンクした曲。聴けば聴くほど深いです。街のイメージは東京、渋谷。名曲。7は菊池の書下ろし。イメージは銀座。ノスタルジックな8は新宿伊勢丹のイメージソングでも良さそう。現代版「有楽町で逢いましょう」的な。
9はイメージは福岡だそうで、福岡出身の私にグッときます。枯れたバラード。8、9はNHK交響楽団による弦楽も。10はイギリスのエレクトロデュオ HONNE(ホンネ)のカバー。青羊のヴォーカルも曲も多彩ですね。気だるさや、洒落っ気があったり、おふざけ?感あり。特に私のお気に入りは1、2、4、6。外れが全くないアルバムとしての完成度が非常に高い。
 
久々に邦楽ポップスを聴きましたが、良いアルバムに出会ったと思います。とてもお気に入りですしオススメです。前作はジャズ要素が強かったそうですが、次回作はそういうサウンドも聴きたいですね。是非ともSACDで出して欲しい。
けものファンもSACDで聴いて欲しい。このアルバム持ってオーディオ店で試聴させてもらえば「良い音で聴いたらもっと好きになる」アルバムだと思います。
 
 
レコーディング&MIX  安宅秀紀
DSDマスタリング    塩月博之
 
プロデューサー、ボーカル、サックス 菊地成孔
   アレンジ、ベースやシンセ演奏、シンセのマニピュレート トオイダイスケ
 シンセのマニピュレートやキーボード 坪口昌恭
 ドラム、ビブラフォン演奏には 石若駿
 ギター 塚本功
 トランペット、フリューゲル Niran Dasika
 ナレーション 南部広美(フィッシュ京子ちゃんのテーマB (めたもVer.))
 ボーカル、ナレーション 海波 (フィッシュ京子ちゃんのテーマB (めたもVer.)、伊勢丹中心世界)
 ナレーション 嘉代子(伊勢丹中心世界)
 
 森田昌弘:violin(NHK交響楽団
 丹羽洋輔:violin (NHK交響楽団
 御法川雄矢:viola (NHK交響楽団) 
 宮坂拡志:cello  (NHK交響楽団
 本間達郎:contrabass (NHK交響楽団
 徳武敦:clarinet
 早川志保:fagotto
 木村あすか:horn (bandmaster)
 
 

 
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