R-RESONANCEレーベルから3枚目のSACDです
「クロード・ドビュッシーの墓」 青柳いづみこ 西本夏生 福田美樹子
●1920年、フランスの音楽雑誌『リヴュ・ミュジカル』はドビュッシー追悼号を発行しました。これには、別冊として『クロード・ドビュッシーの墓』と題された楽譜集が添付されましたが、そこに掲載されたのはストラヴィンスキー、サティ、バルトーク、デュカなど、フランス内外の錚々たる顔ぶれの作曲家たちでした。一方、1935年に日本の音楽雑誌『音楽新潮』は、1928年に続いて2度目のドビュッシー特集号を刊行します。ここには、清瀬保二をはじめとする3人の日本人作曲家たちがドビュッシーに捧げた曲が掲載されました。●今回、アールレゾナンス・レーベルからSACDハイブリッドでリリースされる『クロード・ドビュッシーの墓』は、『リヴュ・ミュジカル』掲載の楽譜集から、ラヴェルのヴァイオリンとチェロの二重奏作品を除く全9曲、『音楽新潮』からの邦人作品3曲のほか、カゼッラ、コダーイ、サティ、タイユフェール、ロザンタルがドビュッシーに捧げた作品、さらに、ピアノ連弾によるラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」とドビュッシーの「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」を収録しました。●24ページに及ぶブックレットには青柳いづみこ自身による監修の言葉を掲載、また、20世紀芸術史の研究家・沼辺信一による6,500字を超える解説は、各々の作品に込められたドビュッシーへのオマージュの源泉を解き明かし、アルバムを聴く楽しみが一層深まります。『クロード・ドビュッシーの墓』演奏:青柳いづみこ、西本夏生(ピアノ)福田美樹子(ソプラノ)録音:2017年12月26、27、28日 五反田文化センター 音楽ホール品番:RRSC-20004SACD Hybrid オープン価格楽譜集【クロード・ドビュッシーの墓】(1920)2.牧神の遥かな嘆き(ポール・デュカ)3.そして牧神は月あかりの麦畑に肘をついて横たわる(フローラン・シュミット)4.管楽器のためのサンフォニーの断章~ドビュッシーの思い出に(イーゴリ・ストラヴィンスキー)5.ミューズたちのもてなし(アルベール・ルーセル)6.讃歌(ジャン・フランチェスコ・マリピエロ)7.無題~ソステヌート、ルバート(ベーラ・バルトーク)9.讃歌~ギターのための(マヌエル・デ・ファリャ)14.ドビュッシーを讃えて(ジェルメーヌ・タイユフェール)18.ドビュッシーを讃えて(荻原利次)*19.神聖な舞曲と世俗的な舞曲(クロード・ドビュッシー)*世界初録音
R-Resonance Inc.
I wish you music to help with the burdens of life, and to help you release your happiness to others. (L.v.Beethoven)