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SACDに特化した偏屈ブログ

ガッティ&RCOのマラ4 2017年来日公演直前のライヴ録音

マーラー : 交響曲 第4番 ト長調 (Mahler : Sym.4 / Gatti | Royal Concertgebouw Orchestra) [SACD Hybrid] [Live Recording] [輸入盤] [日本語帯・解説付]

Mahler: Symphony No. 4 - Gatti Julia Kleiter (soprano)

Royal Concertgebouw Orchestra


2016年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7代目首席指揮者に就任したダニエーレ・ガッティによるマーラー・チクルス第2弾。2017年11月には就任後初の来日公演が行われ、日本の聴衆を沸かせました。今回の演目は、前作『復活』に続くいわゆる「角笛三部作」のひとつで、来日公演でも演奏された交響曲第4番。録音は来日直前の11月8、9日のライヴです。
 いわずと知れたコンセルトヘボウ管弦楽団マーラーの伝統。マーラー自身が指揮をし、深い関係にあったコンセルトヘボウ管にはマーラー演奏の特別な伝統があり、世界有数のコンサートホールである本拠地で行われるこのマーラー・チクルスには大きな期待が寄せられます。来日公演でも披露したガッティの繊細な感性と確かな構築力はもちろんのこと、息をのむようなピアニッシモから、壮麗でダイナミックなサウンドまで、卓越した音楽表現を存分に発揮する手腕には脱帽です。ガッティの確信に満ちた指揮振り、さらにそれを受容するオケの技量はさすが。第4楽章のソリストは、日本公演では体調不良でキャンセルとなったソプラノ、ユリア・クライターが出演。楽曲の印象を支える重要な部分でもありますが、「天上の生活」をクライターの澄んだ美しい声で高らかに聴かせます。
 初回生産限定ハードカバー仕様【収録情報】
マーラー交響曲第4番ト長調

 I. Bedachtig. Nicht eilen - Recht gemachlich [17:15]
 II. In gemachlicher Bewegung. Ohne Hast [10:21]
 III. Ruhevoll (poco adagio) [20:48]
 IV. Sehr behaglich [9:31]

 ユリア・クライター(ソプラノ)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ダニエーレ・ガッティ(指揮)

 録音時期:2017年11月8,9日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
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