VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

マタイ三昧

「ひふみん」こと加藤一二三九段も愛してやまないというJ.S.バッハマタイ受難曲
私も大好きで、先週土日は家でも車でもずーっとマタイでしたので・・ちょっと家族には悪かったかな、と(長い、暗い、難しい)ですからね。。

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何度もこのブログに登場してるお気に入り、いや殿堂入りのアルバム。2009年リリースの、各パートひとりのOVPP(One Voice Per Part )ピリオド方式のマタイ。DSD録音。私の聴いた多くのSACDの中でもトップクラスの良い録音。目を閉じると本当にすぐそこで実演してるんじゃないかと思う実在感、空気感。ス~ッと気持ちよく伸びる声、漆黒の静寂に消え入る音。ただただ美しさの中にどっぷりと浸かれます。

Cables: Siltech
Digital Converters: DCS
Microphones: Sonodore
Producer: Bert van der Wolf
Recording Engineer: Bert van der wolf, Fir Suidema
Recording location: Predikherenkerk, Leuven Belgium
Recording Software: Pyramix
Recording Type & Bit Rate: DSD64

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89年の名盤。初期デジタル録音でSACD効果は薄い・・と思われるかもですが、初期デジタル録音のSACD化しても薄っぺらいはキンキンした音だわ・・という感じは無く、空気感やふくよかさは無いにしても声パートは迫力があり、CDだと寂しい感じになる楽器の音もキレイで、満足感はあります。優秀な、かつ状態の良いアナログ録音やハイレゾPCM、DSD録音ならもっと凄かったんでしょうが、と無い物ねだりをしてしまいがちですが、我が家の家宝SACDの1枚でもあります。アナログ録音の「ミサ曲ロ短調」のSACDは早くから品切れですので未入手・・再プレスしてくれ・・


タワーレコード企画のSACDシリーズ、そろそろ古楽を、レオンハルトクイケンブリュッヘンビルスマ、アーノンクールらの復刻を。。