VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

【タワレコ限定】アンチェル生誕110年記念企画スプラフォンSACDハイブリッドシリーズ始動!

 

チェコ、スプラフォン社にあるオリジナル・アナログ・マスターテープからDSDマスターにダイレクト変換した音源を使用。限りなくマスターに近い音質を実現
本国のオリジナル・アナログ・マスターより、ダイレクトでDSD化!完全新規でマスタリング。一部世界初SACD化。限定盤

「通常のCDで聴いても、時の経つのを忘れるほど聴きこんでしまう音源である。これらが、さらに磨き抜かれた音で再登場ということになると、これはもはや“事件"である」
解説書序文より(平林直哉)

第1回発売3タイトル
「スプラフォン原盤」ハイブリッドSACDシリーズ第1回発売 「生誕110年カレル・アンチェルの芸術」Ⅰ
SACDハイブリッド盤 2,700円+税、 2枚組 4,800円+税
マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)


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ブラームス:交響曲第1番・第2番、ヴァイオリンとチェロのための協奏曲、悲劇的序曲、ベートーヴェン:序曲《レオノーレ》第3番

ヨゼフ・スーク、アンドレ・ナヴァラ、カレル・アンチェルチェコ・フィル
【収録曲】
<DISC1>
1. ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品69、 2. ブラームス:悲劇的序曲 作品81、
3. ベートーヴェン:序曲《レオノーレ》第3番 作品72a
<DISC2>
4. ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73
5. ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 イ短調 作品102
【演奏】
ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン) (5)、 アンドレ・ナヴァラ(チェロ) (5)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
カレル・アンチェル(指揮)
【録音】
1962年1月23,25,26,29日(1)、1963年10月2日(2)、1962年11月(3)、1967年6月5,7日(4)、 1963年9月30日、10月1日(5)
プラハ、ルドルフィヌム
【原盤】
SUPRAPHON


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スメタナ:連作交響詩《わが祖国》
カレル・アンチェルチェコ・フィル
【収録曲】
スメタナ:連作交響詩《わが祖国》 (全曲)
【演奏】
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
カレル・アンチェル(指揮)
【録音】
1963年1月7,10,13,14日 プラハ、ルドルフィヌム
【原盤】
SUPRAPHON


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メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ベルク:ヴァイオリン協奏曲

ヨゼフ・スーク、カレル・アンチェルチェコ・フィル
【収録曲】
1. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
2. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26
3. ベルク:ヴァイオリン協奏曲
【演奏】
ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
カレル・アンチェル(指揮)
【録音】
1964年3月25,26日(1)、1963年9月11,12日(2)、1965年1月18,19日(3) プラハ、ルドルフィヌム
【原盤】
SUPRAPHON


チェコ本国のアナログ・マスターテープからダイレクトでDSD化は世界初~
1932年よりSP盤の発売を開始したチェコ・スプラフォン社は、現在に至るまで多くの名盤をリリースしてきた名門です。かつて社会主義体制となった国家のもとでは国営レーベルとして活動を行い、自国の作曲家や演奏家のみならず、客演した指揮者を含め数多くのアルバムを発売してきました。今回の新規企画では、主にステレオ期以降の元々素晴らしいアナログ録音を、本国チェコのスプラフォン社が所蔵しているオリジナルのアナログ・マスターテープから、全くの新規でダイレクトにDSD化を行った音源を使用し、SACD化のためのマスターを制作。日本でDSDマスタリングを行った上で、SACDハイブリッド盤として発売いたします。昨今のデジタル化(A/D変換)の技術進歩は著しく、より高度かつ緻密にマスター音源が取り出せるようになりました。2000年以降にアナログ・マスターテープを192KHz/24bitでデジタル化を行った市販以来となる今回の新企画では、まさにマスターに極めて近い音質をSACDで堪能できます。尚、CD層も今回新規のDSDマスタリング音源を使用しました。LPで初出以来の名盤の数々も、今回の最新DSD化により、これまで以上の感動を得られるでしょう。その効果は驚くべきもので、鮮明になった音質により、あらためて、音源の真価を再発見できる程の出来です。

第1回目となる今回の「スプラフォン原盤」ハイブリッドSACDシリーズでは、今年(2018年)生誕110年を迎えたカレル・アンチェルの名盤を3点復刻します。アンチェルは1950年にチェコ・フィルの常任指揮者に就任し、ターリヒ時代以来の栄光をこのオケに取戻しました。SUPRAPHONにはモノラル音源含め、1968年に亡命するまでレコーディングを頻繁に行い、その多くの音源は未だにファンの心に深く刻まれています。伝統的な響きに民族性や生命力を加えたアンチェル独自の音楽は、永く人々の記憶に留められるべき永遠の名盤と言えるでしょう。このシリーズでは、数回に分けて、まずはアンチェルの音源をいくつかリリースして行く予定です。
*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。