ヴァイオリンのオブリガートも活躍する秘曲
録音されるだけでも珍しい作品を古楽界の巨匠レツボールが演奏した注目のディスク。ルーペルト・イグナツ・マイヤーによる宗教曲集です。彼は1683年から死ぬまでミュンヘンで活動し、ドイツにおけるプロテスタント音楽の改革者のひとりとみなされていました。その音楽にはイタリアの協奏曲様式が巧みに組み合わされています。
ここに収録されている楽曲は小規模な弦と通奏低音に独唱が加わる編成で、演奏は当時の教会の慣習に従い男声のみによる歌唱。曲によってはボーイ・ソプラノも登場します。ヴァイオリンのオブリガートが技巧的なソロをとることもあり、レツボールの魅力が最大限に発揮されています。(輸入元情報)
【収録情報】
マイヤー:宗教曲集(1681)からの詩篇集
1. Laudate pueri Dominum(詩篇112/113)
2. Confitebor tibi Domine(詩篇110/111)
3. Beati omnes(詩篇127/128)
4. Nisi Dominus(詩篇126/127)
5. Venite gentes(聖歌)
グナール・レツボール(ヴァイオリン、ヴィオラ、指揮)
アルス・アンティクヮ・アウストリア
録音時期:2017年11月26-28日
録音場所:オーストリア、聖フローリアン
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
CHALLENGE CLASSICS