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SACDに特化した偏屈ブログ

これぞ本家本元のチャイコフスキー! ユロフスキーが『白鳥の湖』全曲を1877年初演時の原典譜で録音

 

Swan Lake -Sacd-

チャイコフスキー:「白鳥の湖」1877年原典版 ウラディーミル・ユロフスキ ロシア国立アカデミー管弦楽団(2枚組SACD HYBRID)

 
SACDハイブリッド盤。世界が注目する指揮者のひとりヴラディーミル・ユロフスキー。2017年10月には首席指揮者を務めるロンドン・フィルとともに初来日を果たし大きな話題となりました。「PENTATONE」レーベルからはベルリン放送交響楽団およびロシア国立アカデミー管弦楽団との録音を積極的にリリースしており高い評価を得ております。当ディスクはロシア国立アカデミー交響楽団との共演で、待ちに待ったチャイコフスキーバレエ音楽白鳥の湖』全曲、しかも1877年世界初演時の原典譜を用いての録音です! 祖父が作曲家、父親が指揮者という音楽一家に1972年モスクワで生まれたユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの『5月の夜』の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、R.シュトラウス交響詩ツァラトゥストラはかく語りき』とマーラー交響詩『葬礼』&交響的前奏曲、アラベラ・美歩・シュタインバッハー独奏のブリテンヒンデミットのヴァイオリン協奏曲をリリースしております。2019年3月には同団との来日公演を予定しております。 チャイコフスキーの作品中、最も親しまれているバレエ音楽白鳥の湖』。1877年ボリショイ劇場での初演が不評に終わり、チャイコスフキーの死後、1895年にプティパとイワノフによって再構成、蘇演され日の目を見ましたが、ユロフスキーはあえて初演時の原典譜にこだわりました。チャイコフスキーの音楽がもつ旋律の美しさ、哀愁を帯びたリリシズム、甘く感傷に満ちた情緒など、チャイコフスキーが思い描いた真の世界をユロフスキーが柔軟な感性で描き出します! この上なく洗練された美しさと幻想的で豪華絢爛たる物語をお楽しみください。 ユロフスキーはロシア国立アカデミー交響楽団プロコフィエフ交響曲およびチャイコフスキーの3大バレエの全曲録音を進行中です。(写真c Roman Gontcharov)(輸入元情報)

【収録情報】
チャイコフスキーバレエ音楽白鳥の湖』 Op.20(1877年原典版
エフゲニー・スヴェトラーノフ記念ロシア国立アカデミー交響楽団(ロシア国立交響楽団) ヴラディーミル・ユロフスキー(指揮)
録音時期:2017年2月、2018年2月 録音場所:モスクワ、フィルハーモニア2、ラフマニノフ・ホール 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
PentaTone Classics


ウラディーミル・ユロフスキSACD HYBRID:タワーレコード