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SACDに特化した偏屈ブログ

ホーネック&ピッツバーグ交響楽団、大好評シリーズ第8弾! ベートーヴェン『英雄』&シュトラウスのホルン協奏曲

Beethoven:.. -Sacd-

ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」、R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番 
マンフレート・ホーネック  ピッツバーグ交響楽団
 

快進撃を続けるマンフレート・ホーネック率いるピッツバーグ交響楽団。長年高音質レーベルとして高い評価を得ている「REFERENCE RECORDINGS」。そして「REFERENCE RECORDINGS」はもちろん、「PENTATONE」「BIS」など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当している「sound mirror」社がタッグを組んだ、大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ。第8弾リリースは、ベートーヴェン交響曲第3番『英雄』とリヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番。 ホーネックはこのシリーズで自ら解説書を執筆していますが、今回も作品の歴史的背景を洞察し、それをどのように演奏に反映させたか詳細に記しています。ホーネックは、ベートーヴェンの第3交響曲を「これまでの交響曲の手法とは一線を画す、独自の音楽語法と作曲技法を確立し、音楽史上のターニング・ポイントとなった作品である。これまで聴いたことのないような新しい要素をふんだんに盛り込み、劇的で創造性をもった作品」としています。ベートーヴェンの弟子フェルディナント・リースの回想にも「ベートーヴェンは最近私のために「エロイカ」を弾きました。私はそれが演奏される時は天と地が震えるような衝撃を与えるだろうと思う」とあるように、ホーネックはフェルディナント・リースが初めて聴いたような衝撃を現代の聴衆に与えるべく、独自の解釈を盛り込んだ演奏を展開しています。 続くリヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番は、ピッツバーグ交響楽団の首席ホルン奏者ウィリアム・キャバレロがソロを務めています。ホルン奏者の父の影響でリヒャルト・シュトラウスが18歳の時に書いたホルン協奏曲。解説書にはホーネックとキャバレロによる対談で、この協奏曲の歴史とこれまでの演奏論を語っています。 ピッツバーグ交響楽団は120年の歴史のなかで数々の素晴らしい指揮者、演奏家と共演してきました。2008年から首席指揮者をつとめるホーネックとも多くの意欲的なプロジェクトをともに行ってきました。2018/19シーズンでは、ホーネックの60歳の誕生日を祝うとともに、メイソン・ベイツの新作『Resurrexit』を初演するなど積極的な活動が予定されています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ベートーヴェン交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
2. リヒャルト・シュトラウス:ホルン協奏曲第1番変ホ長調 Op.11
ウィリアム・キャバレロ(ホルン:2) ピッツバーグ交響楽団 マンフレート・ホーネック(指揮)
録音時期:2017年10月27-29日(1)、2012年9月22-24日(2) 録音場所:ピッツバーグ、ハインツ・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
プロデューサー&編集:ディルク・ソボトカ(sound mirror) バランス・エンジニア&マスタリング:マーク・ドナヒュー(sound mirror)
Digital Converters:
Pyramix
Mastering Engineer:
Mark Donahue
Mastering Room:
Soundmirror, Boston
Producer:
Dirk Sobotka
Recording Engineer:
John Newton (Strauss Horn Concerto No. 7) and Mark Donahue (Beethoven Symphony No. 3)
Recording location:
Heinz Hall for the Performing Arts, Pittsburgh, PA
Recording Type & Bit Rate:
DSD256

 

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ディルク・ソボトカ
 

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マーク・ドナヒュー
 
2017年グラミー賞「ベスト・オーケストラ・パフォーマンス」「ベスト・エンジニア・アルバム」受賞作品