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SACDに特化した偏屈ブログ

レミ・バローのブルックナー:交響曲第7番 聖フローリアン・ライヴ

Symphony 7

レミ・バロー 聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団
 
異色の解釈で知られるレミ・バローのブルックナー録音、今年も最新盤が登場します! オーストリア北部のリンツにほど近いザンクトフローリアンで夏ごとに開催されているブルックナー音楽祭のハイライトを飾るべく、かの作曲家が若い頃オルガン奏者として奉職していた修道院教会を会場に行われる交響曲演奏会は、イギリスやアメリカなど海の向こうからも耳の肥えたブルックナー・ファンを集める注目度の高いステージ。2018年夏の演奏会ではついに第7番が披露されましたが、ここでもバローは玄人ファンたちの期待を裏切ることなく、残響10秒という異例の音響空間を最大限味方につけた異色解釈で満場を唸らせました。俊才エンジニア陣がこだわりぬいたDSD録音で、指揮者自身も音源監修に携わり仕上げられた今回のリリースは、レーベルサイドが「過去最高の出来」と胸を張る仕上がり。解釈の音像をぼやかすことなく絶妙に収録されたその響きがブルックナーの創意にどう影響をおよぼしたか……国内仕様では充実解説の訳とともにお楽しみいただけます。
(ナクソスジャパン)

【曲目】
ブルックナー(1824-1896):交響曲 第7番 ホ長調 WAB 107
1.第1楽章 アレグロモデラート(快速に、中庸に)
2.第2楽章 アダージョ(緩徐に)
3.第3楽章 スケルツォ:きわめて急速に/トリオ:ややゆったりと
4.第4楽章 フィナーレ:アダージョ(緩徐に)~アレグロモデラート(快速に、中庸に)
【演奏】
レミ・バロー(指揮)
ザンクトフローリアン・アルトモンテ管弦楽団
【録音】
2018年8月17日、聖フローリアン修道院教会、ザンクトフローリアン(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)
 
DSD recording

Recorded live on 18 August 2018 at the Stiftsbasilika St. Florian, Brucknertage St. Florian, Upper Austria

Producer: Richard Winter

Executive producer: Univ.-Prof. Dr. Klaus Laczika

Recording producer and balance engineer: John Gladney Proffitt

Digital editing: Remy Ballot, Daniel Mayer

Editor: Dr. Hans Zeppelzauer