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SACDに特化した偏屈ブログ

廉価版で復活!クイケン&ラ・プティット・バンドの名盤J.S.バッハ“クリスマス・オラトリオ”

WEIHNACHTSORAT(SACD)

J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ

 
しばらく廃盤となっていたクイケンのクリスマス・オラトリオ(CC-72394)が廉価になってお求めやすく再発売!クイケンの名盤を再び流通出来ることとなりました。もちろんSACDハイブリッドの音質もそのままです。

声、楽器とも、各パート一人の演奏です。クイケンは、バッハによる明確な「チェロ」という指定がない限り(そしてその指定が明確なことは稀)、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いますが、このクリスマス・オラトリオの録音でも、スパッラを採用。
また、通奏低音群であるバス・ド・ヴィオロンも、ほとんどチェロのような楽器ですが、実際にはチェロより少し大きめのサイズのもので、響きも実際違います。こうしたこだわりも、各パート一人だと、各声部がよりくっきりと響くことにより、それぞれの音色を感じ取ることができます。

声楽パートも各声部一人で演奏することにより、テキストがより明確に、ダイレクトに響いてくるよう。規模の大きな管弦楽で聴く、祝祭感の強い演奏もよいものですが、ここで聴くような、各パート一人による演奏を聴くと、各パートの音色やテキストはもちろんのこと、クリスマスの神聖さ、クリスマスの喜ばしさ、といったひとつひとつの要素すべてが、より濃さを増して伝わってきます。
チャレンジ・クラシックスならではの優秀録音も魅力。
(キングインターナショナル)
【曲目】
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248
【演奏】
シギスヴァルト・クイケン(指揮、ヴァイオリンⅠ)
ラ・プティット・バンド
イム・スンヘ(ソプラノ)
ペトラ・ノスカイオヴァ(メゾ・ソプラノ)
ステファン・シェルペ(テノール
ヤン・ファン・デア・クラッベン(バリトン

ラ・プティット・バンド
イン・キム(ヴァイオリンⅠ)
サラ・クイケン(ヴァイオリンⅡ、エコー(第4 部第4 曲)
バーバラ・コンラート(ヴァイオリンⅡ)
マルレーン・ティアース(ヴィオラ
ロナン・ケルノア(バス・ド・ヴィオロン
赤津真言ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)
アンネ・プストラウク(トラヴェルソⅠ)
シーン・ヒュイブレヒツ(トラヴェルソⅡ)
ヴィンチアーネ・ボードゥイン(オーボエオーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダ・カッチャ/ 1,2,3,5,6 部)
オフェール・フレンケル(オーボエオーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダ・カッチャ/ 2,5 部)
カタルチナ・ソコロフスカ(オーボエオーボエ・ダモーレ/ 2,3,4,6 部)
マシュー・ルー(オーボエオーボエ・ダモーレ/ 1,2,4 部)
ライナー・ヨハンセン(ファゴット
ジャン=フランソワ・マドゥフ(ホルンⅠ、トランペットⅠ)
ピエール=イヴ・マドゥフ(ホルンⅡ、トランペットⅡ)
グラハム・ニコルソン(トランペットⅢ)
コーエン・プレティンク(ティンパニ
ベンヤミン・アラール(オルガン)

実に嬉しい再販です!
実は超絶名盤の
 
 
もどうも品薄、入手困難になりつつある様子ですので、是非ともこちらも再販して貰えないか・・私が前澤社長なら100名様プレゼント、かつ財政難にあえぐクイケンに1億円をポーンとあげたい。。「ブランデンブルク協奏曲」も素晴らしい名盤なのに、現在高騰してますし・・どうにかして下さい
 
クイケンヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いての録音は名盤揃いですので、是非とも聴いて頂きたい。