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SACDに特化した偏屈ブログ

ミケーレ・カステレッティによるマーラーの交響曲第10番の 室内オーケストラ編成の補筆完成版がついにディスク化

Symphony 10

マーラー交響曲第10番(ミケーレ・カステレッティ補完&室内オーケストラ版)
ヨン・ストゥールゴールズ ラップランド室内管弦楽団
 
SACDハイブリッド盤。作曲家の死により未完に終わったため第1 楽章のみを演奏する場合が多いものの、残された草稿から曲の全貌がある程度想像可能なマーラー最後の交響曲第10番。それゆえにクック版が主流のほか、カーペンター版、マゼッティ版、バルシャイ版、ホイーラー版、そして話題のガムゾウ版(KKC 5939/WER 5122)など、数々の補筆完成版が存在します。当録音は作曲家、指揮者として活躍するミケーレ・カステレッティ補筆完成版で編成は室内オーケストラです。★「交響曲第10番はマーラーの作品中、最も情熱的で感情的である」と述べるカステレッティ。当作品の補完のきっかけとなったのはシェーンベルクが編曲したマーラー交響曲第4番の室内オーケストラ版で、第10番でも同様の楽器を使用しております。ヨン・ストゥールゴールズ率いるラップランド室内管弦楽団が当作品の新たな魅力を伝えてくれます。
 

グスタフ・マーラー(1860-1911):
交響曲第10番 嬰ヘ長調(ミケーレ・カステレッティ補完、室内オーケストラ版)

ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)、ラップランド室内管弦楽団
セッション録音:2017年10月/コルンディ文化の家のホール(ロヴァニエミ、フィンランド


ヨン・ストゥールゴールズSACD HYBRID:タワーレコード