トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー
ジェームス・ジャット
1910年、名ヴァイオリニストのクライスラーからヴァイオリン協奏曲の作曲依頼を受けたエルガーは、様々な技巧を盛り込んだ長大な作品を完成させ、クライスラーに献呈しました。しかし、当のクライスラーは作品を初演したものの、結局録音することはなく、他のヴァイオリニスト、メニューインやハイフェッツが好んで演奏、録音したことで後世に残る名作としての地位が確立されました。
このアルバムではザルツブルク出身のヴァイオリニスト、イルンベルガーが独奏を担当、ジェームズ・ジャッドが指揮するロイヤル・フィルハーモニーと共にロマンティックな旋律を悠然と紡いでいきます。
同時に収録されているのは、近年高い人気を誇るヴァイオリン・ソナタ。ピアノを担当するコルスティックの妙技も併せ、聴きどころの多い演奏が高音質でお楽しみいただけます。(輸入元情報)
【収録情報】
エルガー:
1. ヴァイオリン協奏曲ロ短調 Op.61
2. ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ:2)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ジェイムズ・ジャッド(指揮:1)
録音時期:2017年9月18-20日(1) 2018年3月30,31日(2)
録音場所:ロンドン、ブラックヒース・ホール(1) ザルツブルク、モーツァルトザール(2)
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND