シューマン: ピアノ四重奏&五重奏曲<限定盤>
イザベル・ファウスト 、 アンネ・カタリーナ・シュライバー 、 アントワン・タメスティ 、 ジャン=ギアン・ケラス 、 アレクサンドル・メルニコフ
おそろしいまでに最高のメンバーがそろったシューマンのピアノ四重奏&五重奏曲録音がSACDシングルレイヤーで登場。ハルモニアムンディからハイレゾ音源をライセンスして、角田郁雄氏技術監修のもと、こだわりのDSDマスタリング。マスタリングには、キング関口台スタジオ独自の高音質機材、そして、マスタークロック・ジェネレーターにはMUTEC のREF10 SE120を使用。四重奏冒頭の、何が始まるんだろうという雰囲気から驚きの豊かな広がりを感じます。名手たちが奏でる楽器それぞれの音色もより際立っております。メンバーは、世界最高峰のヴァイオリン奏者ファウスト、フライブルク・バロック・オーケスラの創設メンバーでもある名手シュライバー、ヴィオラ・スペースの音楽監督など日本にもゆかりの深い世界最高のヴィオラ奏者タメスティ、現代からマラン・マレ、どんなジャンルのものも神業の完成度と鋭さで弾いてしまうケラス、そしてスケールが大きく、種々の楽器を神業の完成度で弾き分けるメルニコフ(シュライバーは五重奏に参加)。これ以上のメンバーはなかなかそろわないでしょう。
弦楽器ひとりひとりの歌がそれぞれ際立っていながらも見事に融和しております。そこを貫くように陰になり日向になりながら自在に歌い翔けるメルニコフのフォルテピアノが、全体をロマンティックの方向にリードしており、全体のバランスも極めてよい仕上がり。最高の形で実現した「名手たちによる室内楽」となっています。一音一音が過ぎていくのがもったいないような演奏を、こだわりのDSDマスタリングでより豊かな広がりをもって楽しむことができます。
キングインターナショナル【曲目】
シューマン:
・ピアノ四重奏曲 変ホ長調 op.47
・ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44*【演奏】
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリウス"スリーピング・ビューティ"、クレモナ)、
*アンネ・カタリーナ・シュライバー(ヴァイオリン/作者不明、1700年頃、オランダ)、
アントワン・タメスティ(ヴィオラ/1672年製ストラディヴァリウス、クレモナ)、
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/1696年製ジョフレド・カッパ、トリノ)、
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/1851年製プレイエル、パリ)【録音】
2021年6月、トロッシンゲン、連邦アカデミー/2024年DSDマスタリング【関口台スタジオ/技術監修:角田郁雄】