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SACDに特化した偏屈ブログ

タワーレコード×Sony Classical究極のSACDハイブリッド・コレクション第3弾!~カサドシュ&セルのモーツァルト、セルのスラヴ舞曲集

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第2弾の興奮も冷めやらぬ間に早くも第3弾!!これは嬉しいですね。

昨年6月に発売し、タワーレコードの年間クラシカル・チャートの「タワーレコード企画盤」部門で第1位となるなど大変ご好評いただいたジョージ・セルの「ベートーヴェン:交響曲全集」「ベートーヴェン:序曲集」、今年6月に発売されたセルの「ブラームス:交響曲全集」、コンドラシンの「道化師&仮面舞踏会~ロシア管弦楽名演集」に続く、当シリーズ第3弾の登場です。
 20世紀の類稀なるモーツァルティアンであるロベール・カザドシュ(1899~1972)が盟友ジョージ・セルと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲は、ルドルフ・ゼルキンリリー・クラウスワルターギーゼキングら19世紀生まれの名手による録音と合わせて、アナログ時代のモーツァルト演奏の規範として聴き継がれてきた名演ぞろいです。このコンビが1959年、1961年、1962年、1968年にステレオで残した全録音をCD4枚組に集大成。それらに加えて、カザドシュが妻ギャビーおよび息子ジャン、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団と共演した「2台ピアノ」「3台ピアノ」のための協奏曲2曲も特別収録し、アナログ時代のコロンビアらしい鮮明なサウンドで、モーツァルト演奏史に残る名演をご堪能いただけるボックスです。
 ジョージ・セルの名演からは、1963年から1965年にかけて録音されたドヴォルザークの「スラヴ舞曲集」全16曲が新たなDSDリマスターで蘇ります。幅広いレパートリーを誇ったセルですが、チェコ音楽は自らの血脈に流れる音楽でもあり、生涯にわたって熱い共感を持って演奏し続けました。「スラヴ舞曲集」もSP時代から録音(1947年に5曲、1956年に全曲)していますが、当ステレオ録音はその総決算ともいうべき出来映えです。
 いずれも録音以来ソニー・ミュージックのテープ・アーカイヴに厳重に保管されてきた門外不出の3チャンネル・オリジナル・アナログ・マスターを外部スタジオに持ち出した上で万全の状態で再生し、今回の発売のために新たに2チャンネルへのリミックスとDSDリマスタリングを行なうことで、原音に刻み込まれた圧倒的な輝きがこれまでにないほど鮮明に蘇ります。

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マスタリングエンジニアは勿論
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アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC)