日本を代表するピアニスト、小山実稚恵の最新アルバム。昨年の<ベートーヴェン生誕250年記念イヤー>に発売した初のソナタ・アルバム「ハンマークラヴィーア」
(SICC19050)に続く第2弾。ベートーヴェン(1770-1827)が書いた全32曲のピアノ・ソナタの中でもこの度 録音した最後の3つのソナタは”後期3大ソナタ“と呼ばれ、芸術的な高みへ到達した最難関の作品として知られる。2019年から後期の傑作<ピアノ・ソナタ第28・29・30・31・32番>を軸にした演奏会シリーズ「ベートーヴェン、そして・・・」を全国(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡)展開中の小山。つねに新たな可能性を探求し前へ進み続けたベートーヴェンとともに、新たな境地に踏み出した小山の深化する充実のピアニズムをとらえた2021年2月録音。
【収録内容】
ベートーヴェン
①ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 作品109
②ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 作品110
③ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 作品111