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SACDに特化した偏屈ブログ

美しさと推進力に満ちたノセダのチャイ5、LSOの巧さも驚愕

チャイコフスキー: 交響曲第5番
ジャナンドレア・ノセダ 、 ロンドン交響楽団

タワーレコード

 

 

交響曲第4番の熱演で注目されたノセダ&LSOのチャイコフスキー第2弾。待望の第5番が登場となります。チャイコフスキーの5番といえば、ノセダの親分ゲルギエフをはじめ名盤・名演揃いですが、新たな一枚が加わります。
ノセダの演奏は推進力に満ち、「熱い」の一言に尽きます。第1楽章とフィナーレの主部はどちらもテンポが速くスヴェトラーノフを思わせますが、ノセダはさすがイタリア人、カンタービレなメロディの歌わせ方が絶品。この名作を新たな気持ちで聴くことができます。
カップリングはリムスキー=コルサコフのオペラ「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」中の4つのオーケストラ・ナンバー「前奏曲」「婚礼の行列」「ケルゼネツの戦い」「フェヴローニャの死と見えざる町への巡礼」を組曲としたもの。「ロシアのパルジファル」とも称される作で、オーケストレーションの素晴らしさはほとんど神業。ロシア民謡を多用した美しい音世界に浸れます。LSOは驚愕の巧さでノセダの音楽づくりを実現しています。
キングインターナショナル

【曲目】
(1)チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
(2)リムスキー=コルサコフ:「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」組曲

【演奏】
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
ロンドン交響楽団

【録音】
2019年11月3日(1)、28日(2)
ロンドン、バービカン・ホール
(ライヴ)

 

 

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