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SACDに特化した偏屈ブログ

ノセダ&LSO によるこのうえなくドラマチックなチャイコフスキー4番! LSO のうまさ際だつ「展覧会の絵」

Tchaikovsky: Symphony No.4; Mussorgsky: Pictures At An Exhibition

ジャナンドレア・ノセダ ロンドン交響楽団
録音形式: DSD 256
 
オペラを聴いているようなドラマチックなチャイ4。冒頭のファンファーレの沈痛な表情に驚かされて始まります。第2楽章の物悲しい旋律には思わず涙となってしまいそうです。終楽章ではノセダとLSOが一丸となってエネルギー炸裂しています。「展覧会の絵」ではLSOの管楽器セクションの活躍が見もの。冒頭のプロムナードから、高らかに響くトランペットに気持ちよく身をゆだねられます。各曲のキャラクターの違いも際だった、実に楽しめる演奏です。ノセダはロンドン交響楽団の首席客演指揮者であるほか、2021/22のシーズンからはチューリヒ歌劇場音楽監督に就任予定で、ノセダにとって初となるリングのプロジェクトも予定されているなど、これからますますオペラシーンでの活躍もたのしみな状況となっていますが、この演奏もオペラのような劇場型アプローチで、エネルギーに満ちています。キングインターナショナル
 
チャイコフスキー交響曲第4番 ヘ短調 op.36〔録音:2017年10月29日、11月1日〕
ムソルグスキー展覧会の絵ラヴェルによる管弦楽編)〔録音:2018年6月3日〕
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
ロンドン交響楽団
Mastering Engineer:
Jonathan Stokes
Producer:
Nicholas Parker
Recording Engineer:
Classic Sound Ltd
Recording location:
Barbican Hall, London - 29 October & 1 November 2017 (Symphony No 4), and 3 June 2018 (Pictures at an Exhibition)
Recording Type & Bit Rate:
DSD 128 (Symphony No. 4) and DSD 256 (Pictures at an Exhibition)