VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ビクターのジャズの人気作品をSA-CDハイブリッド化する『JVC JAZZ MASTERPIECE SA-CD HYBRID SELECTION』第一弾はデイヴ・グルーシン/マウンテン・ダンス、サリナ・ジョーンズ・ウィズ・スタッフ/マイ・ラヴ

総監修、序文解説…和田博巳氏(オーディオ評論家)

レーベル所有のアナログ・マスターよりダイレクトにDSDデジタル化

マスタリング・エンジニアは山﨑和重氏(FLAIR)

 

Mountain Dance<タワーレコ―ド限定>
Dave Grusin

タワーレコード

 

80年代フュージョンを代表する名レーベルGRP黎明期にレコーディングされた、コンポーザー、アレンジャー、キーボーディストのデイヴ・グルーシンの傑作。1980年3月"来日記念盤"としてリリース。
ハーヴィー・メイソン(ds)、マーカス・ミラー(b)、ジェフ・ミロノフ(g)、ルーベンス・バッシーニ(perc)、エドワード・ウォルシュ(Key)、イアン・アンダーウッド(key)といった強力なメンバーでのセッションでグルーシンのオリジナルをメインにした全8曲。
レコ―デングの特徴は、メンバー勢ぞろいの中「いっせーの!」でスタジオ・ライヴで行われたこと(オーバーダビング無し)、加えてそれがダイレクトに2トラックに記録され、オーディオ・ファイルを意識した記録法により、臨場感あふれるヴィヴィッドな演奏が楽しめる。
5曲目に収録されているタイトル曲は後に、ロバート・デ・ニーロメリル・ストリープ主演のラヴ・ロマンス映画『恋におちて』で使用され、多くの人々に知られる名曲となった。
また7曲目、デイヴ・グルーシンの代表曲である"キャプテン・カリブ"の本作でのバージョンも聴きどころ。


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My Love<タワーレコ―ド限定>
Salena Jones/Stuff

タワーレコード

 

1981年4月に同タイミングで来日していたサリナ・ジョーンズとスタッフの面々(クリス・パーカーは欠席)がビクター・スタジオでコラボレーションしたロングセラー人気盤。
アレンジは全曲リチャード・ティーが手掛け、NYテイスト溢れるサウンドが80年代初頭の東京の空気の中で生まれた奇跡の一枚。
録音は当時のビクター・スタジオ第2スタジオ、現在の様に各ブースなどが無い時代のスタジオであり、サリナ・ジョーンズのみブースに入り、スタッフメンバー全員はメインエリアに衝立で仕切られたスペースでの演奏であり、各楽器の音のかぶりを防ぎながらライヴ感とクリアーサウンド感の両立を目指した録音となった。
タイトル曲はポール・マッカートニー&ウィングスの1973年のヒット・ソングのカヴァー、この他、スティーヴィー・ワンダーの名バラード"レイトリ―"をも取り上げた"愛"と"夜"を歌った全8曲。


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