VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

グレース・マーヤ    ザ・ルック・オブ・ラヴ

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1. ザ・ルック・オブ・ラヴ
2. マイ・フェイヴァリット・シングス
3. ザ・ブルーヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス
4. テネシーワルツ
5. リボン・イン・ザ・スカイ
6. ダニー・ボーイ
7. キャラヴァン
8. オルフェの唄
9. シックスティーン・トンズ
10. マイ・ウェイ
11. ユー・アー・ソー・ビューティフル

2006  CD/SACDハイブリッド  ステレオ DSDレコーディング



ライヴハウスでの評判から88レーベルからスカウトされた実力派シンガー、グレース・マーヤの1stアルバム。

プロデューサーは伊藤八十八(yasohachi itoh)、レコーディング篠笥 孝(Takashi Sasaki)ミックス種村尚人(naoto tanemura)マスタリングエンジニアは鈴木浩二(koji suzuki)DSDレコーディング

ジャズスタンダードからポップスの名曲まで時に優雅に時にパワフルに、ピアノの弾き語りで歌い上げる。ただ歌の上手さを殊更全面に押し出した感じでなく、スイングした演奏が良い。ムードばかりで退屈な売れ線とは違う。

個人的にグッと来たのは10。フランク・シナトラがヒットさせた名曲で日本でも加山雄三で有名で、イメージとしては「懐メロ」でカラオケでおっさんが入り込み過ぎて歌う曲、でしたが改めて良い曲だ、と。正直ウルっときました

デビューでこれほど表現力豊かに歌い上げるとは・・です。ヴォーカルは歌い手の人生が滲み出る。彼女がこの先様々な経験を積んでいくことで更に磨かれていくだろう
去年出産を経験したそうだが、今年も出るであろう新作が楽しみ


Personnel :
グレース・マーヤ(vocal, piano)
河野啓三(keyboard)
須藤 満(bass)
坂東 慧(drums)
小沼ようすけ、越田太郎丸(guitar)
宮崎隆睦(sax)
仙道さおり、Mamadou Lo(percussion)


時折、良いギターが聴こえるなぁ~と思ってたら小沼ようすけでした。納得

パフォーマンス:★★★★
音質:★★★★★
お気に入り度:★★★★
お薦め度:★★★★
総合:84