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SACDに特化した偏屈ブログ

なんとカラフルなサウンド! ヤン・クライビルがオーケストラ作品をオルガン独奏で演奏。Reference Recordings

Orchestral Organ

オーケストラのオルガン
ヤン・クライビル
 
Reference Recordings 公式サイト(試聴有り)

 

 
 
SACDハイブリッド盤。アメリカの老舗高音質レーベル「リファレンス・レコーディングス」からオーケストラでの演奏で親しまれている名曲をオルガン独奏で演奏した興味深いアルバムが登場。19世紀から20世紀初頭にかけ、オルガンの名手がこぞってオーケストラ作品をオルガン独奏用に編曲しました。ここに収録された楽曲はオリジナル作品のもつ個性を尊重し、かつ編曲者のカラーを「楽器の王様」と呼ばれるパイプオルガンを通して表現した名編曲集ともいえます。堂々たるオルガンの存在感とマッチしたチャイコフスキー戴冠式行進曲やメンデルスゾーンスケルツォ、繊細でこの上なく美しい響きが魅力のバーバーの弦楽のためのアダージョワーグナーの森のささやき、32フィート管から出されるオルガンの重低音の響きを生かしたフィンランディアなど、色彩感豊かな選曲も光ります。79のストップ、5548ものパイプをもつヘルツベルク・ホールの大オルガンを知り尽くしたヤン・クライビルが卓越した技術とともにカラフルなオルガンの音色を披露しております。
キングインターナショナル
 
【曲目】
(1)チャイコフスキー:戴冠式行進曲(ジョージ・ジョン・ベネット編曲)
(2)バーバー:弦楽のためのアダージョ(ウィリアム・レムセン・ストリックランド編曲)
(3)グノー:あやつり人形の葬送行進曲(ウィリアム・トーマス・ベスト編曲)
(4)ホルスト:シャコンヌ吹奏楽のための組曲 Op.28より(ヘンリー・ジョージ・レイ編曲)
(5)シベリウス:フィンランディア(ヘンリー・ジョージ・レイ編曲)
(6)ジェズニーチェ:前奏曲と半音階的フーガ(作曲者自身による編曲)【世界初録音】
(7)サン=サーンス:ロマンス~管弦楽組曲 ニ長調 Op.49より(アルベール・ルノー編曲)
(8)ワーグナー:森のささやき~楽劇「ジークフリート」より(ジェームス・ホチキス・ロジャース編曲)
(9)メンデルスゾーン:スケルツォ~「真夏の夜の夢」より(サミュエル・プラウズ・ウォーレン編曲)
(10)ヤルネフェルト:前奏曲(ゴードン・バウチ・ネヴィン編曲)
(11)ヴェルディ:凱旋行進曲~歌劇「アイーダ」より(ハリー・ロウ・シェリー編曲)
 
【演奏】
ヤン・クライビル(オルガン)
 
【録音】
セッション録音:2016626-28/カウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール(カンザスシティ)
Recorded: June 26-28, 2016 Helzberg Hall, Kauffman Center for the Performing Arts, Kansas City, Missouri Producers: Marina A. Ledin, Victor Ledin Recording Engineer: Keith O. Johnson Recorded by: Sean Royce Martin Session Assistance: JoAnn Nunes Editing: Victor Ledin and Sean Royce Martin Mastering Engineer: Keith O. Johnson DSD  Transfer and SACD Authoring: Graemme Brown, ZEN Mastering Executive Producer: Marcia Gordon Martin Art Director: Bill Roarty Cover photo: Eric Williams Liner Notes: Marina A. Ledin, Victor Ledin


 
イメージ 2
サン・サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」他
マイケル・スターン ヤン・クライビル カンザスシティ交響楽団