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SACDに特化した偏屈ブログ

現役弁護士の異色のピアニスト、ポール・ウェーが アルカンの超絶技巧作品を録音

Symphony for Solo -Sacd-

アルカン: 短調による12の練習曲 Op.39 より「交響曲」&「協奏曲」
ポール・ウェー

タワーレコード

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昨年リリースの本作、不覚にも紹介漏れをしておりまして・・世界で絶賛されてますので、これは紹介しとかないと、と。


Paul Wee plays Charles-Valentin Alkan

 

敏腕弁護士でありながら超絶技巧ピアニスト、なんだか鼻に付きますが(コンプレックス!笑)、凄いのが出てきた様です

 

SACDハイブリッド盤。シンガポール人とマレーシア人の両親のもとオーストラリアに生まれ、現在ロンドンを拠点に活躍するポール・ウェーはなんとロンドン大手の法律事務所の現役弁護士の顔をもつ異色のピアニスト!ザ・リーガル500では第一級弁護士としてランク付けされる敏腕弁護士です。そんなキャリアをもつウェーですが現役ピアニストとしても確かな評価を集めております。

4歳でピアノをはじめたウェーは12歳の時にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでデビュー・コンサートを開くなど神童として注目を集めました。その後、ニューヨークのマンハッタン音楽学校にてニーナ・スヴェトラノワに師事し研鑽を積むも、ピアニストだけではなく弁護士も目指し、ロンドンの名門オックスフォード大学法学部で法律を学び、現在のキャリアを築いております。

19世紀に活躍したヴィルトゥオーソ・ピアニスト、作曲家のアルカンはリストに劣らぬテクニックの持ち主として知られた音楽家。しかし内気な性格が人嫌いに転じていき、20歳で主だったコンサート活動から身をひきました。アルカンが生涯残した作品のほぼすべてがピアノ曲で作風は独創的かつ異端児的。超絶技巧の作品が主立ちます。短調による12の練習曲 Op.39はアルカンの大規模な代表作で全12曲から構成されております。ここに収録された第4曲~第7曲「交響曲」と第8曲~第10曲「協奏曲」はそれぞれ大編成のオーケストラを思わせるピアノ独奏のための作品で、最高難度の作品としても知られます。ウェーの卓越した技術と語り口でこの難曲をものともせず演奏しております!
キングインターナショナル

【曲目】
シャルル・ヴァランタン・アルカン(1813-1888):
短調による12の練習曲 Op.39(1857)より

(1)第4曲~第7曲「交響曲
(2)第8曲~第10曲「協奏曲」

【演奏】
ポール・ウェー(ピアノ;Steinway D No. 582243)

【録音】
セッション録音:2017年8月、2018年5月/ホール・ワン、キングス・プレイス(ロンドン)

 

 

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