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SACDに特化した偏屈ブログ

鬼才マイケル・コリンズと小川典子、夢の共演! エスプリあふれるフランス人作曲家の作品を集めた「パリのクラリネット」

パリのクラリネット

マイケル・コリンズ 小川典子

タワーレコード

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SACDハイブリッド盤。クラリネットの鬼才マイケル・コリンズがイギリスを中心に活躍する世界的ピアニスト小川典子と夢の共演のアルバム「パリのクラリネット」をリリースします!
クラリネットのレパートリーは1900年頃まではドイツ語圏が主流であり、アントン・シュタードラ[1753-1812]、ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン[1784-1847]、リヒャルト・ミュールフェルト[1856-1907]というクラリネットの名手の存在によりモーツァルトウェーバー、ライネッケ、ブラームスなどの作曲家が名作を残しました。
一方、フランスは1870~71年、フランス帝国プロイセン王国の間で行われた普仏戦争の敗戦後に自国の文化育成に力を入れ始め、19世紀末以降音楽の分野でも数多くの名作が書かれています。ここに収録されている作品は19世紀後半以降に書かれたドビュッシーヴィドールプーランクサン=サーンスなどフランス音楽界の重要な役割を果たした作曲家の作品で構成。その中でもパリに焦点を当て、フランス音楽独特の色彩感にあふれた作品を堪能することができます。
ドビュッシーの『第1狂詩曲』やパリ音楽院の試験曲として書かれたアンドレ・メサジェそしてアンリ・ラボーの『コンクールのための独奏曲』では軽やかかつ華麗でエスプリあふれるパリを感じられます。また、今年(2021年)歿後100年を迎えたサン=サーンスが晩年に作曲したクラリネットソナタプーランクの2つのソナタでもパリらしい皮肉に満ちた旋律とおしゃれさを誇ります。ドビュッシーやサティのピアノ独奏曲でも高い評価を得る小川典子マイケル・コリンズと演奏した決定盤の登場です!
プーランクの2つのクラリネットのためのソナタで共演のセルジオ・フェルナンデス・ピレスは1995年ポルトガル生まれの俊英。2016年よりヴィンタートゥール・ムジークコレギウムの首席クラリネット奏者を務めています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ドビュッシー:第1狂詩曲~クラリネットとピアノのための(1909-10)
2. ヴィドール:序奏とロンド Op.72~クラリネットとピアノのための(1898)
3. サン=サーンスクラリネットソナタ Op.167(1920)
4. メサジェ:コンクールのための独奏曲~クラリネットとピアノのための(1899)
5. ラボー:コンクールのための独奏曲~クラリネットとピアノのための(1901)
6. プーランク:2つのクラリネットのためのソナタ FP7(1918)
7. プーランククラリネットソナタ FP184(1962)

マイケル・コリンズクラリネットヤマハのカスタム・クラリネット「YCL-SE Artist Model」B♭管)
セルジオ・フェルナンデス・ピレス(クラリネットセルマー・パリの「レシタル」A管:6)
小川典子(ピアノ/スタインウェイD)

録音時期:2019年11月
録音場所:イギリス、サフォーク州ウェストルトン、ポットン・ホール
録音方式:ステレオ(セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

プロデューサー、サウンド・エンジニア:マリオン・シュヴェーベル(Take5 Music Production)
BIS ecopak

 

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