VIVA!SACD

VIVA!SACD

SACDに特化した偏屈ブログ

古都ドレスデンの伝統を継承するチェロとオルガンのレパートリー ヴェルマン、メルケル、レーガー: チェロとオルガンのための作品全集

ヴェルマン、メルケル、レーガー: チェロとオルガンのための作品全集
ハンナ・ヴィンツェンス 、 ゴードン・サファリ

タワーレコード

Amazon

MD+G

ドレスデン出身の作曲家、オスカー・ヴェルマン、グスタフ・メルケルのチェロとオルガンのための作品すべてを収録したアルバム。
フリードリヒ・ドッツァウアー、フリードリヒ・クンマー、フリードリヒ・グリュッツマッハーらドレスデン宮廷楽団のチェリストたちは、何世代にもわたって、伝統を継承するチェリストを輩出していました。そしてヴェルマンやメルケルドレスデン聖十字架教会のオルガン奏者として、チェロの名手達に影響を受けたとしても不思議はありません。
そして本作を録音するにあたってチェロ奏者のハンナ・ヴィンツェンスが調べたところ、チェロとオルガンのために書かれた最初のオリジナル作品は、オスカー・ヴェルマンの「ソナタ ト短調Op.58」であることが分かりました。この作品から発展したドレスデンの伝統を、若い二人の奏者が見事に継承しています。
キングインターナショナル

【曲目】
オスカー・ヴェルマン(1840-1906):
・2つの奏楽曲 Op.92
前奏曲とフーガ~ドレスデン聖十字架教会の鐘の音(E,G,A,H,D) Op.146-2
・2つの小品 Op.72
ソナタ ト短調 Op.58

グスタフ・メルケル(1827-1885):
・アリオーソOp.55
アダージョ・レリジョーソOp.114
・バッハのフーガOp.40

オスカー・ヴェルマン:ラルゴ・レリジョーソ
マックス・レーガー(1873-1916):アリア Op.103a

【演奏】
ハンナ・ヴィンツェンス(チェロ)
ゴードン・サファリ(オルガン)