VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ソリストを観客席に配置したセッション録音。 世界が注目するリリック・コロラトゥーラ・ソプラノ、リゼット・オロペサが ヴィオレッタ役を務めたシュターツカペレ・ドレスデンの『椿姫』 SACDハイブリッド盤でリリース

ヴェルディ:歌劇「椿姫」
ダニエル・オーレン 、 ドレスデンフィルハーモニー管弦楽団 、 リゼッテ・オロペサ 、 ルネ・バーベラ 、 レスター・リンチ

タワーレコード

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SACDハイブリッド盤。ダニエル・オーレン率いるドレスデンフィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデンが、ヴィオレッタ役にリリック・コロラトゥーラ・ソプラノのリゼット・オロペサ、アルフレード役にルネ・バルベラ、ジェルモン役にレスター・リンチなどの豪華キャストとともにヴェルディの歌劇『椿姫』を録音しました!!

『椿姫』の舞台はパリの社交界。夜の世界で名を馳せる高級娼婦ヴィオレッタの一途な愛と哀しい運命描いたこの歌劇は、印象的なメロディとドラマティックなテンポで展開される全3幕の作品。ヴィオレッタは悲劇が進むにつれてコロラトゥーラの名人芸からより叙情的で劇的なイディオムへとかわっていきますが、オロペサがヴィオレッタの心情を実に見事に演じており、彼女の比類なき解釈をこの録音で存分に味わうことができます。

録音は2021年3月ドレスデン。コロナ禍のためソリストを観客席に配置し、舞台上のオーケストラもソーシャル・ディスタンスを取った形で行われました。『椿姫』という名作ながら新録音が多くないだけこの新譜は歓迎すべきと言え、さらにPENTATONEの録音でおなじみのヨブ・マールセ、エルド・グールトら優れた技術陣による録音であることも注目です!
キングインターナショナル

【曲目】
ヴェルディ:歌劇『椿姫』(全3幕)(1853)
台本:フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ

【演奏】
リゼット・オロペサ(ソプラノ/ヴィオレッタ・ヴァレリー)

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ルネ・バルベラ(テノール/アルフレード・ジェルモン)
レスター・リンチ(バリトン/ジョルジョ・ジェルモン)
イルセヤル・ハイルロワ(メゾ・ソプラノ/フローラ・ベルヴォア)
メンナ・カーゼル(ソプラノ/アンニーナ)
フランチェスコ・ピターリ(テノール/ガストーネ子爵)
アレン・ボクサー(バリトン/ドゥフォール男爵)
ビアージョ・ピッツーティ(バリトン/ドビニー侯爵)
アレクサンドル・クーペジー(バス/グランヴィル医師)

合唱ソロ:
ビアスシュレーダー(テノール/ジュゼッペ)
ラインホルト・シュライアー=モルロック(バス/フローラの召使い)
アレクサンドル・フェディッシュ(バス/使者)

シュターツカペレ・ドレスデン
アンドレ・ケリングハウス(合唱指揮)
ドレスデンフィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・ヘントリッヒ(コンサートマスター)
ダニエル・オーレン(指揮)

【録音】
2021年3月
文化宮殿、ドレスデン(ドイツ)

 

 

 

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