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SACDに特化した偏屈ブログ

高音質レーベル Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド盤! バーゼルで生まれた新星カルテットの華々しいレコーディング・デビュー

ハイドン、アルメイダ、ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲集 [SACD Hybrid x MQA-CD]
プロティアン弦楽四重奏団

タワーレコード

Original Recording Format: DSD 256


www.youtube.com

スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様のシリーズから、新たな素晴らしいカルテットが登場。
プロティアン弦楽四重奏団はスペイン出身の奏者を中心に2018年にバーゼルで誕生した新しいカルテットで、主に古典派とロマン派前期の音楽言語の様式的、修辞的、技術的側面の再発見に焦点を合わせて活動しています。「変幻自在な」「多方面な」といった意味の名前を冠する彼らはそれぞれベルリン、チューリヒ、フランクフルト、バーゼル音楽大学で学んだメンバーで構成され、2020年にはビアージョ・マリーニ国際コンクールで第1位、そして2022年のヨーク古楽国際コンクールでも第1位を獲得するなど近年目覚ましい活躍を見せ注目を集めています。
CDのレコーディングは彼らが結成当初から大きな目的の一つとして掲げていたプロジェクトであり、結成からの3年間で醸成されたカルテットとしての結束、メンバーの成熟によってついにこれを実現する理想的な機会が訪れました。今回彼らがベートーヴェンハイドンの作品に組み合わせたのは、ポルトガルとスペインで足跡を遺した作曲家、ジョアン・ペドロ・アルメイダ・モタの珍しい弦楽四重奏曲。憂鬱さ、穏やかな苦悩の中に情熱の爆発が散りばめられた19世紀初頭の作品で、スペイン芸術協会の代表を務める音楽学者、ラウール・アングロによるパフォーミング・エディションの世界初録音となります。スペイン音楽の遺産の再興に力を入れている彼らのメッセージが反映されたプログラムで、華々しいレコーディング・デビューを飾ります。
フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。
東京エムプラス

【曲目】
ハイドン:弦楽四重奏曲第42番ニ長調 Op.33-6 Hob.III:42
ジョアン・ペドロ・アルメイダ・モタ(1744-c.1817):弦楽四重奏曲ト短調 Op.7-1
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1

【演奏】
プロティアン弦楽四重奏団

【録音】
2021年8月11日-13日
サラゴサ講堂
(スペイン)