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SACDに特化した偏屈ブログ

「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」 エテルナのオリジナル・サウンドに最も忠実な音! 第3弾は、ズスケ四重奏団による モーツァルトのウィーン弦楽四重奏曲全集

モーツァルト:ウィーン弦楽四重奏曲全集(第8~13番)
ズスケ・カルテット

タワーレコード

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King International

全盛期のエテルナのアナログ・レコードの音を限りなく再現すべく、マスターテープから新規デジタル・マスタリングした、キングインターナショナルの新シリーズ「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」第3弾は、ズスケ四重奏団によるモーツァルトのウィーン弦楽四重奏曲全集(KV168~KV173)。引き続き企画監修には、ヴィンテージレコードショップ「エテルナトレーディング」の店主で、日本にETERNAのレコードを流布させた"仕掛け人"でもある高荷洋一氏を招き、最大限アナログ・レコードに忠実な音質を目指すべく、徳間より受け継ぎ、キングレコードに保管されているマスターテープからSACD用に通常3倍の時間をかけマスタリングを行いました。解説書は高荷氏による、ズスケ四重奏団の成り立ち・変遷、ズスケ弦楽四重奏団「ETERNA録音・LPディスコグラフィー」など読み物としても充実した内容となっています。

モーツァルトは、全23曲の弦楽四重奏曲を作曲しています。ここに録音されている作品は1773年の夏にウィーンに滞在中に書かれた6曲で、作曲地にちなんでこの連作は「ウィーン四重奏曲」と呼ばれています。

<ズスケ四重奏団>
1965年結成。リーダーで第1ヴァイオリンのカール・ズスケは、1934年旧ドイツ領ズデーテン地方ライヒェンベルク(現チェコ領・リベレツ)に生まれ、ヴァイマル音楽大学ライプツィヒ音楽院でゲルハルト・ボッセに学んだ。1954年にゲヴァントハウス管弦楽団に入団、2年後には第1コンサートマスターに就任するとともにゲヴァントハウス弦楽四重奏団のメンバーとなる。1962年にベルリンに移り、ベルリン国立歌劇場管弦楽団の第1コンサートマスターを務め、同オーケストラのメンバーと「ズスケ四重奏団」を結成、旧東ドイツ最高のカルテットとして西欧やアメリカ、日本でも知られるようになる。カール・ズスケが1975年(正式には1977年)に古巣ゲヴァントハウス管に復帰すると、ベルリン国立歌劇場管の新第1コンサートマスター、ヴォルフ=ディーター・バッツドルフが四重奏団の新リーダーを務め、新名称「ベルリン弦楽四重奏団」となる。カール・ズスケは、2001年までゲヴァントハウス管の第1コンサートマスターを務め、同時にゲヴァントハウス弦楽四重奏団のリーダーとして長年活躍した。
キングインターナショナル

【曲目】
ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト(1756~1791)
弦楽四重奏曲 第8番 ヘ長調 KV 168
弦楽四重奏曲 第9番 イ長調 KV 169
弦楽四重奏曲 第10番 ハ長調 KV 170
弦楽四重奏曲 第11番 変ホ長調 KV 171
弦楽四重奏曲 第12番 変ロ長調 KV 172
弦楽四重奏曲 第13番 ニ短調 KV 173

【演奏】
ズスケ四重奏団
カール・ズスケ(第1ヴァイオリン)
クラウス・ペータース(第2ヴァイオリン)
カール=ハインツ・ドムス(ヴィオラ)
マティアス・プフェンダー(チェロ)

【録音】
1974年3~4月(第8~10番)、1975年2月3~6日&3月24~25日(第11~13番)
録音場所:すべてドレスデン・ルカ教会
音楽プロデューサー:ハインツ・ウェグナー Musikregie:Heinz Wegner
録音技師:ホルスト・クンツェ Tonregie:Horst Kunze

 

 

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