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SACDに特化した偏屈ブログ

ポーランドの名ヴィオリスト、ミハウ・ブリワが設立したオーディオファイル向け新興レーベル「Prelude Classics」。新たなリリースは、「ロンドンのルイエ」こと、フラマン人作曲家ジャン=バティスト・ルイエによる6つのチェンバロ組曲が登場

ルイエ: チェンバロのための6つの組曲
マリア・バナシュキェヴィチ=ブリワ

タワーレコード

 

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Prelude Classics

大陸出身の他の多くの作曲家同様、ロンドンに生活の拠点を据えたルイエは、管楽器奏者および鍵盤楽器奏者としても活躍し、特にフルートやリコーダーの作品で知られています。また、チェンバロの指導者としてだけでなくオルガニストとしても高く評価されています。本アルバムに収められている「6つの組曲」は、二つの部に分けることができ、第一部はト短調イ長調ハ短調で奏でられたアルマンド、コレンテ、サラバンド、アリア、メヌエット、そしてジーグ。第二部はガヴォット形式の舞踊パートがアリアの代わりに位置付けられており、長音階(ニ長調ヘ長調変ホ長調)とフラット系の響きに重点が置かれています。これら作品はイタリアのみならず、当時ロンドンで好評をもって迎えられたフランス音楽の影響も見て取ることができます。

マリア・バナシュキェヴィチ=ブリワは、ポズナンのヤン・イグナツィ・パデレフスキ音楽アカデミーを卒業し、演奏活動を行う傍ら同アカデミーで後進の育成にも励んでいます。また、在学中からポズナンフィルハーモニー管弦楽団で演奏のキャリアを積み、オーケストラや歌劇における通奏低音パートを担当しています。これまでにヘンリク・シェリングクリストファー・ホグウッドといった演奏家とも共演を重ねてきました。

チェンバロの録音には様々な困難がつきまとい、楽器の特性上、本来のスケールでその音を再生することは言葉にはしがたい難しさがあります。この録音では、繊細なトーンバランスが配慮され、チェンバロの奏でる特殊な音をありのまま引き出しており、その響きは決して誇張されてはおらず、優美にして良質な残響を聴衆に伝えます。
東京エムプラス

【曲目】
ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):ハープシコードまたはスピネットのための多様な楽節と変奏から成る6つのレッスン組曲
【CD1】組曲第1番ト短調/組曲第2番イ長調/組曲第3番ハ短調
【CD2】組曲第4番二長調/組曲第5番ヘ長調/組曲第6番変ホ長調

【演奏】
マリア・バナシュキェヴィチ=ブリワ(チェンバロ)
使用楽器:ラインハルト・フォン・ナーゲル社製チェンバロ(ニコラ&フランソワ・ブランシェ1730年モデル)

【録音】
2023年9月2日-4日(ポズナン市、ポーランド)

 

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