ジャッキー・マクリーン、ハンク・モブレー、フレディ・ハバード、ウェイン・ショーター、リー・モーガン、ベニー・ゴルソン、ダグ・ワトキンス、カーティス・フラー、ヴァレリー・ポノマレフ、ボビー・ワトソン、ウィントン・マルサリス、ジェームス・ウィリアムス、ビル・ピアース、ケニー・ギャレット、ドナルド・ハリソン、テレンス・ブランチャード……卒業生は大きく羽ばたいている。これらは、アート・ブレイキーの遺産を受け継ぐ人たちのなかの、ほんの一握りにすぎない。
最初は見よう見まねでピアノを演奏していたそうだが、ある日エロール・ガーナーの演奏に打ちのめされ、ドラムに転向。そのドラムも下手糞だったが、盟友ディジー・ガレスピーとの訓練により、ハードバップを代表する名ドラマーへと成長する。演奏力、影響力、存在感・・彼もまた20世紀の音楽世界遺産といえよう。
また、黒人の彼をアフリカ以外で初めて人間として接し、暖かく迎えた日本をこよなく愛していたという。
ウィントン&ブランフォードのマルサリス兄弟在籍時のジャズ・メッセンジャーズのサンフランシスコでのライヴ盤。80年代的な洗練された感じはあるが、むしろ80年代にこんなハードバップをバリバリやってた事が凄い。
Future releases!!