VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ジャズ熱復活!

ジャズ再発はもういいか(それなりに持ってるし)、新譜とクラシックに注力するかな
 
なんて思ってましたが、やはり興味はあるもので・・
 
先日のやっぱりジャズもSACD ジョニー・グリフィンSACDに感動する で「やっぱり、ちゃんとしたSACDはいいな」と
 
そして、タワレコ店舗クーポン500円があったので、せっかくだからとタワレコ限定の金欠なのにまた買ってしまった・・ を購入してみたところ・・これが感動的に良い!使用されたマスターが今回は世界初のオリジナル・アナログ・マスター(又は現存する最良のアナログ・マスター)からダイレクトでのDSD化という差と、デジタル技術、DSD技術の向上とエンジニアのケヴィン・リーヴスの仕事の良さ、どれもがこれまでより良い音で聴かせてくれる
 
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バラード

 

 
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ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
 
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あまりに感激したので、GWで聴く時間あるからと調子に乗って↑の3枚を購入。
今回のタワレコ限定盤に共通してるのは「雰囲気の良さ」。紫煙の揺れる薄暗いバーで、ハードボイルドに決めてる、なんだか自分がイケメンに感じてきます。ECMの静寂感もいいですが、「JAZZ!」な音、好きです。
音が濃く熱量が高い、アナログテイストですが、クリアであり音が滑らか、低音のズシッとした重み。実は「ハーフ・ノート~」は好みじゃなかったんですが、好みじゃないのに気持ちよく浸れる、良い音だと神髄に気付ける事はSACDで聴き初めて思う事は多々ですが、今回もそう思いました。
コルトレーンは過去にAnalogue ProductionからSACD化されてるのは正直ブルーノート物は良かったのですが、
インパルスはちょっと~という印象で、こんなもんなのかな?と思ってましたが、マスターの差だったんですかね~。全部買いたいですね
 
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キャンディ
リー・モーガンSACDシングルレイヤー)
Amazon タワーレコード

ユニバーサルからのドン・ウォズ監修のオリジナル・アナログ・マスターの2017年DSD化シリーズのこちらもAmazon(ジャケット写真間違ってますが)で安かったので。
タワレコ限定盤とは音の傾向が違います。あまり熱量は感じませんが、余裕のある音の広がりと奥行、こちらはアナログテイストをオリジナルの響きをそなままにと言った感じ。本当に素晴らしい
どちらもジャズ魂に火を着けられる素晴らしさでしたが、何故こういうものが限定?タワレコに加えエソテリックやステレオサウンドもそうですが、販路も数量も限られた、ごく一部の人しか恩恵に授かれないのか。
メジャー・レーベルがスタンダード盤として出せば・・まだまだあの手この手で出し直しするからでしょうかね?
まあ、メジャー・レーベルではない方が良い仕事をするので、我々マニアには良いんですけどね。でも、こういうのを広く一般に聴く機会があれば、音楽好きジャズ好きは増えるんじゃないでしょうかね?そういう人を増やしたい私としては残念です。数量が限られてますので(既に一部品切れ)ですので、無くなる前に是非。
そして売れてシリーズが続いてくれる事を祈ります