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SACDに特化した偏屈ブログ

テレマン ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集 ヒレ・パール

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  1. ソナタ ロ短調?ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ通奏低音のための I.Largo
  2. ソナタ ロ短調?ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ通奏低音のための IV.Allegro
  3. 協奏曲 ホ長調?ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ通奏低音のための I.Allegro
  4. 協奏曲 ホ長調?ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ通奏低音のための II.Largo
  5. 協奏曲 ホ長調?ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ通奏低音のための III.Allegro
  6. 協奏曲 イ長調?ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための I.Soave
  7. 協奏曲 イ長調?ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための II.Allegro
  8. 協奏曲 イ長調?ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための III.Adagio
  9. 協奏曲 イ長調?ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための IV.Allegro
  10. 組曲 ニ長調?ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽と通奏低音のための I.Ouverture
  11. 組曲 ニ長調?ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽と通奏低音のための II.La Trompette
  12. 組曲 ニ長調?ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽と通奏低音のための III.Sarabande
  13. 組曲 ニ長調?ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽と通奏低音のための IV.Rondeau
  14. 組曲 ニ長調?ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽と通奏低音のための VI.Courante & Double
  15. 協奏曲 ト長調?ヴィオラ(・ダ・ガンバ)、弦楽と通奏低音のための I.Largo
  16. 協奏曲 ト長調?ヴィオラ(・ダ・ガンバ)、弦楽と通奏低音のための II.Allegro
  17. 協奏曲 ト長調?ヴィオラ(・ダ・ガンバ)、弦楽と通奏低音のための III.Andante
  18. 協奏曲 ト長調?ヴィオラ(・ダ・ガンバ)、弦楽と通奏低音のための IV.Presto
 2008 SACD/CD HYBRID  DSD録音  ドイツ・ハルモニア・ムンディ
 
女性ガンピニスト、ヒレ・パールとドイツ随一の人気と実力を誇る
フライブルクバロック・オーケストラ
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、そしてヴァイオリンにペトラ・ミュレヤンス
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を迎えてのゲオルグ・フリップ・テレマンのガンバ作品集
 
生前はバッハをしのぐ人気と名声があったと言われるテレマン。それも納得出来る極上のメロディがこれでもかと押し寄せます。バロックの平和なメロディに癒されながらも、けして緩やかさだけでなく心躍る陽気さ、時折激しさもある。それがDSD録音の高い鮮度と解像度で、文句j無しの実力派演奏で堪能できる。
 
ヴィオラ・ダ・ガンバとなると「枯れた」イメージがあるかも知れませんが、ヒレ・パールの演奏はエネルギッシュ。
とてもノッてそのイメージを良い意味で覆しています。フライブルク・オーケストラの演奏も同じく瑞々しく、このオケとの共演が相乗効果、ケミストリーを生み出しているのではないでしょうか。とても素晴らしい演奏です。
そしてペトラ・ミュレヤンスのバロック・ヴァイオリンの旨味。これは「ガンバ・アルバム」と捉えなくともよい、ペトラのヴァイオリンを聴くためだけでも価値がある。地味になりがちな「ガンバ」ものですが、このヴァイオリンがあるため「ガンバ」初心者でも一発で気に入るのではないでしょうか。マニアックじゃない万人受け(ロックやポップ好きでも、メロディ派であれば十分お薦め)するアルバムだと私は思います。
 
サラウンドももちろん収録。フワッと空間を包み込む、メロディの宝庫ゆえ気持ちよさも倍増。血液が浄化していく様な気持ちになります。配置が明確になり各楽器を追っていく楽しさがサラウンドにはありますね。楽器をやっている、やっていた方なんかは余計に面白いと思います(サラウンド全般に言える事ですね)
 
ヒレ・パールは前作「人間の声~マラン・マレ:ヴィオール作品」もSACDで、こちらも極上アルバムですが、ガンバのパールとテオルボのリー・サンタナによるデュオ・アルバムなので、今作の方が取っ付き易さは上なので先に紹介しました。「人間の声」も追って紹介したいと思います。
 
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録音は2006年3月14日~17日、フライブルクパウルスザール(ドイツ)
プロデューサーは
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レコーディングエンジニアは
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エディティングは
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イメージ 11のチーム。 グラミー賞ベスト・オペラ部門受賞の
 
イメージ 12GRAMMY Award "Best Opera Recording"
Saariaho: L'AMOUR DE LOIN Kent Nagano, conductor; Daniel Belcher, Ekaterina Lekhina & Marie-Ange Todorovitch; Martin Sauer, producer (Deutsches Symphonie-Orchester Berlin; Rundfunkchor Berlin) [Harmonia Mundi]
もこのTELDEXチームによるものでした。
 
 
 
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