VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

サヴァールのモーツァルト:レクィエム、フリーメーソンのための葬送音楽、シビラの歌

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フランスのASTREEレーベルから出ていたサヴァールの名演をSACDで再発するAlia Vox Heritageシリーズ。1991年録音のモーツァルト:レクィエム、フリーメーソンのための葬送音楽を収録。秘密結社との関連深い2作品を組み合わせたプログラミングの面白さもさることながら、ピリオド・アプローチの観点から当時の使用楽器(マウス・ピースの狭いトロンボーンやバセット・クラリネット等)やピッチ(430HZ)にこだわるなど、その徹底ぶりが聴きものです。ひなびた素朴さの中にとぎすまされた凄みが同居する秀逸なる名盤。
 
 
 
 
モーツァルト
・レクイエム K.626
フリーメイソンのための葬送音楽 K.477
 モンセラート・フィゲーラス(S)
 クラウディア・シューベルト(A)
 ゲルト・テュルク(T)
 シュテファン・シュレッケンベルガー(Bs)
 ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ
 ル・コンセール・デ・ナシオン
 ジョルディ・サヴァール(指揮)
 
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同じくASTREE時代のSACD再発(1988年録音)。シビラ(巫女)の歌。
イメージ 3 「シビラ(巫女)の歌(マジョルカ島-バレンシア、1400-1560)」  試聴 (1998年録音)
もALIA VOXから出てまして、今回のアルバムは「カタルーニャのシビラの歌」のようです
 
 モンセラート・フィゲーラス(S)
ラ・カペーリャ・レイアル・
 デ・カタルーニャ
 
 
イメージ 4ジョヴァン・フランチェスコ・ロマネッリ「巫女シビラ」
という絵画もありますが、なるほどジャケの女性と服装が似てますね。素敵な絵です。ALIA VOXの作品は音楽だけでなく、歴史や宗教など興味深く、勉強になる点が多いのもいいですね
 
グラミー賞を受賞した
 
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にも「社会変動と人文主義の時代: シビラ(巫女)と黙示録の預言」というのが収録されています
 
 
 
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