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SACDに特化した偏屈ブログ

Berlin Classics x TOWER RECORDS 第1弾 「ザンデルリングの名盤 マーラー3作品」

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タワー企画盤として初めて、海外のレーベル(ベルリン・クラシックス)と直接SACDハブリッド盤を復刻するプロジェクトが始動しました。第1弾は、日本でも未だ人気が高いクルト・ザンデルリングの名盤、マーラーの3作品です。復刻にあたってはプロセスも重要視しました・本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを、専任のマスタリング・エンジニアであるウィーン在住のクリストフ・スティッケル氏がデジタル化&マスタリングを行った上で、最善の形としてリリースいたします。今後も不定期でベルリン・クラシックスの音源を復刻予定です。ご期待ください。

<マスタリング詳細>
“ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD
●CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
●それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
●マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり

●クリストフ・スティッケル氏からのメッセージとマスタリング詳細:
これらのオリジナル・マスターテープの復元における到達点は、これらの素晴らしい音楽をあたかも新録の音源のように変えてしまうのではなく、このマスターテープに記録されている音そのものと音楽的な情報を可能な限り捉えることにあります。このSACDには、ETERNAが使用した本物のオリジナル・アナログテープが使用されています。全てのリマスタリング作業は、完全なるアナログ領域のみで行われています。そしてこのリマスタリング作業の最終段階において、そのアナログ信号はDSDとPCMの2つの音源へと分割・変換されています。ネイティヴDSD音源(DSD64 ? 2,8224 Mhz )は、それ以上、一切手を加えることなく、SACDレイヤーに採用されています。96khz 24bitのPCM音源はハイレゾ音源用に使用されています。ダウン・コンバートされた44k1hz 16bitのPCM音源はCDレイヤーに採用されています。
【収録曲】
グスタフ・マーラー:
<DISC1>
1. 交響曲 第9番 ニ長調
<DISC2>
2. 交響曲 第10番 (デリック・クック補筆完成版 第3稿) 嬰ヘ長調
<DISC3>
3. 大地の歌
【演奏者】
ペーター・シュライアー(テノール)、 ビルギット・フィニラ(アルト) (3)
ベルリン交響楽団
クルト・ザンデルリング(指揮)
【録音】
1979年2月28日-3月2日 (1)、 11月29-30 & 12月13-15日 (2)、 1983年2月3-5日 & 6月2-4日 (3)  
イエス・キリスト教会、東ベルリン
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・シュティッケル
【原盤】
Berlin Classics