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大人のフィメール・ジャズ・ヴォーカリスト、リン・スタンリー新作「London Calling & A Toast to Julie London」

 

London Calling: A Toast To Julie London Sacd

リン・スタンリー「LONDON CALLING A Toast To Julie London」

 

 
高音質レコーディングに拘るジャズ・ヴォーカリスト、リン・スタンリーの新作は「ジュリー・ロンドンに乾杯」と名付けられた、ジュリー・ロンドン由縁の曲を取り上げた1枚。レコーディングはLAのユナイテッド・レコーディング(旧オーシャンウェイ・レコーディング)、MIXはアラン・サイズとバーニー・グランドマンという大御所。あまり日本では流通していないのが残念。
ライヴ・アルバムの発売も控えている模様
 
 
コンボバックに聴きやすいアレンジとムード溢れるヴォーカルが聴きどころ。また前作同様オーディオファイル作品としても素晴らしい出来栄えとなっております。参加メンバーも豪華。ピアノのマイク・ガーソンはデビッド・ボウイのセッションでお馴染み。クリスチャン・ヤコブもコンコード作品等で人気のピアニスト。ベースを演奏するチャック・ベルホファーはジュリー・ロンドンのライブで演奏した経歴もあります。ギターのジョン・チオーディーニは、ペギー・リーと7年間演奏、またナタリー・コールの「アンフォゲッタブル」にも参加した経験豊かな持ち主。 またリン・スタンレーの「インタールード」と「ミッドナイト・セッション」でもレコーディングしており、このアルバムのアソシエート・プロデューサーでもあります。他にもルイス・コンテ等ミュージシャンにサポートされジュリー・ロンドンに捧げた思いがひしひしと伝わります。

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