VIVA!SACD

VIVA!SACD

SACDに特化した偏屈ブログ

ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドン、次なるリリースはラフマニノフ! 交響曲第3番の卓越した管弦楽法を余すところなく引き出した名演

ラフマニノフ: 交響曲第3番
ジョン・ウィルソン (Conductor) 、 シンフォニア・オブ・ロンドン

タワーレコード

 

3年連続となるBBCミュージック・マガジン賞受賞(デュティユー:バレエ音楽『狼』、レスピーギ:ローマ三部作、コルンゴルト交響曲嬰ヘ調)や、2021年のBBCプロムスでの初コンサートの世界的な評価で著しい躍進を続けるジョン・ウィルソンと、彼が再結成した「シンフォニア・オブ・ロンドン」、次なるリリースはラフマニノフ
 スイスの画家アルノルト・ベックリンの油彩画を題材にした『死の島』、愁いを帯びた名旋律が様々なアレンジで広く親しまれている『ヴォカリーズ』と組み合わせ、このアルバムのメインに据えたのは、ラフマニノフ晩年の傑作として名高い『交響曲第3番』。1917年に起こったロシア革命によりアメリカへ亡命したラフマニノフは、多忙な演奏活動、指揮活動のため思うように作曲に専念できず、亡命後から世を去るまでの25年間で書いた管弦楽作品はわずか4曲にとどまります。そんな中スイスのルツェルン湖畔に構えた別荘で大部分が書き上げられ1936年に完成した交響曲第3番は、有名な交響曲第2番やピアノ協奏曲第2番で見られたようなロシアらしい甘美でロマンチシズム溢れる曲風からはやや離れ、より複雑で洗練された管弦楽法が際立つ作曲家人生の集大成ともいえる作品です。
 ジョン・ウィルソン&SOLは煌びやかな管楽器、しなやかな弦のサウンドを存分に活かし、彼らならではの豊かな色彩感でこの傑作の魅力を余すところなく引き出しています。(輸入元情報)

【収録情報】
ラフマニノフ
交響詩『死の島』 Op.29
● ヴォカリーズ Op.34-14(作曲者自身による管弦楽版)
交響曲第3番イ短調 Op.44

 シンフォニア・オブ・ロンドン
 ジョン・ウィルソン(指揮)

 録音時期:2021年9月9-11日
 録音場所:ロンドン、キルバーン、セント・オーガスティン教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

 

 

vivasacd.hatenablog.com

vivasacd.hatenablog.com

vivasacd.hatenablog.com

vivasacd.hatenablog.com

vivasacd.hatenablog.com