長年COL LEGNOレーベルで活躍していたヴルフ・ヴァインマン氏が新しく立ち上げたレーベルNEOS。COL LEGNOの名物企画「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘン・シリーズ」は当レーベルに引き継がれます。硬派な現代音楽が中心のレーベル
イギリスの重鎮サー・ハリソン・バートウィスルの世界初演を含むオーケストラ作品集。ピアノ協奏曲「反応、甘い障害」は作曲者80歳の新作でおよそ30分からなる大作。創作力に全く衰えを感じさせず、エネルギッシュな管弦楽とピアノが丁々発止とぶつかり合う様は音楽上の格闘技を見せられているよう。エマールの鋭く切り込む、鮮烈なピアノが印象的。「ガウェインの旅」はオペラからの管弦楽曲で、こちらもバートウィスルの鮮やかな管弦楽法が光るドラマティックな傑作。
東武ランドシステム【曲目】
ハリソン・バートウィスル(b.1934)
(1)「反応、甘い障害」(2014)
~ピアノと管弦楽のための
(2)「ガウェインの旅」(1991)
※(1)世界初演【演奏】
ステファン・アスバリー(指揮)
バイエルン放送交響楽団
(1)ピエール=ローラン・エマール(Pf)【録音】
(1)2014年12月24日、(2)2012月2月ともにヘルクレスザール、ミュンヘン(ムジカ・ヴィヴァ・コンサート、ライヴ)
(1)[29:16]/(2)[26:56]、TT56:23