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アレクサンドル・カントロフ、シャロン・ベザリーも演奏。鬼才セレブリエールの魅惑的な自作自演集 BIS

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ホセ・セレブリエール自作自演集 ホセ・セレブリエール 、 アイルランド国立交響楽団カタルーニャ国立バルセロナ交響楽団

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SACDハイブリッド盤。ウルグアイモンテビデオ出身の指揮者そして作曲家、ホセ・セレブリエールの自作自演を含む録音集。セレブリエールは10代の頃より頭角をあらわし、11歳のときには自国ウルグアイにおける最初のユース・オーケストラを組織し、同団の指揮者としてデビュー。同団結成後わずか4年間で100回以上の公演を行いました。また作曲家としての才能も開花させ、15歳のときに母国の作曲コンクールで優勝しました。その後さらなる研鑽を積むためタングルウッド音楽センターにてコープランドに作曲を、アンタル・ドラティ、ピエール・モントゥーに指揮をそれぞれ師事しました。20世紀を代表する音楽家からその才能を認められたセレブリエールですが、中でも17歳の時に作曲した交響曲第1番をストコフスキーが注目し、1957年ヒューストン交響楽団によって初演されたことにより世界的な音楽家への一歩を歩み始めました。
指揮者、作曲家として現在も精力的な活動を展開しているセレブリエール。ここに収録された作品はいずれも今世紀に入ってからの新作で世界初録音も含みます。『交響的“BACH” 変奏曲』のピアノ独奏はチャイコフスキー国際コンクールの覇者アレクサンドル・カントロフが演奏しております。オーケストラと独奏ピアノが格闘するかのような掛け合いが魅力の作品です。豊かなメロディが魅力の『フルート協奏曲、タンゴとともに』ではベザリーが表情豊かに演奏します。最後に収録されたのはセレブエールがオーケストラ版としてアレンジしたチャイコフスキーの歌曲『ただ憧れを知る人だけが』です。作曲家、指揮者双方の才能からうまれるこの上なく美しい演奏が印象的です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
セレブリエール:
1. 交響的『BACH』変奏曲~ピアノとオーケストラのための(2017-18)
2. ラメントとハレルヤ~合唱とオーケストラのための(2018)
3. フルート協奏曲、タンゴとともに~フルートとオーケストラのための(2008)
4. タンゴ・イン・ブルー」~オーケストラのための(2001)
5. カシとタンゴ」~イングリッシュホルンとオーケストラのための(2002)
6. 日の出の前の最後のタンゴ」~オーケストラのための(2018)
7. アダージョ」~オーケストラのための(2014)

チャイコフスキー/セレブエール編:
8. ただ憧れを知る人だけが~オーケストラのための(2018)

アレクサンドル・カントロフ(ピアノ:1)
シャロン・ベザリー(フルート:3)
モリー・ジャドソン(イングリッシュホルン:5)
エコーズ・デル・マル・コーラス(2)
アイルランド国立交響楽団(1,2,6,7,8)
オーストラリア室内オーケストラ(3)
カタルーニャ国立バルセロナ交響楽団(4,5)
テリエ・トンネセン(指揮:3)
ホセ・セレブエール(指揮:1,2,4-8)

録音:
2018年10月 ダブリン、ナショナル・コンサートホール(1,2,6-8)
2019年1月 マイアミ、レッド・ドット・スタジオ(2、合唱パートのみ)
2009年10月 シドニー、ユージン・グーセンス・ホール(3)
2003年7月 バルセロナ、サン=クガ講堂(4,5)
録音方式:ステレオ(セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

世界初録音(1,2,8)

 

 

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