前回に続いては「2019年発売」編です。
順位を付けようかと悩みましたが・・甲乙つけがたいので、「お気に入り」というわけで、順不同です
アコースティック・ウェザー・リポート2
クリヤ・マコト 、 納浩一 、 則竹裕之
音にびっくりはコレですね。リアルさ、生々しさ、音が良くても内容がダメなら話になりませんが、内容も抜群。1と2の曲を同時に聴きたいので、ライヴ・アルバム出してくれないかなって思ってしまいますね。
DSDダイレクト録音
RED LINE/吉田次郎
同じくDSDダイレクト録音シリーズのこちら。聴き易さがありながらも各所に凶暴性と変態性もぶち込んだ私好みの1枚。演奏陣がとにかく巧みで、それぞれを追う楽しさも。
DSDダイレクト録音
Spectrum/上原ひろみ
数少ないながらもジャズSACDは良いのが続きました。上原ひろみも彼女らしさ満載。
エキサイティングな曲が彼女のトレードマークですが、「ブラックバード」で聴ける泣きが上手いな~と思います。
DSD録音
ユニバーサル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集2 熱情&ワルトシュタイン
河村尚子
河村尚子ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ第2弾。音の深みが素晴らしい。うっとりするベーゼンドルファーの響きです。そして演奏は聴き終わるとガッツポーズが出る程実に爽快。b-sharpによるDSD録音
実はまだ買ってない1Amazon
も買わねばです
DSD録音
テスタメント/私の愛する音楽~ハイドンからプロコフィエフへ~ /ヴァレリー・アファナシエフ
こちらも河村尚子と同じくb-sharpによるDSD録音で同じくベーゼンドルファー。
高価で躊躇しましたが、満足度が上回る良い買い物でした。
DSD録音
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲) /前橋汀子
前橋汀子2度目の全曲録音。櫻井卓によるDSD録音。名盤として定評のある前回録音は未聴ですが、こちらも素晴らしい演奏。
DSD録音
ベートーヴェン: 交響曲第9番《合唱付き》
鈴木雅明 、 バッハ・コレギウム・ジャパン
第九の名盤がここに加わりました。名演、名録音です。素晴らしい
PCM録音
BIS
チャイコフスキー&ババジャニャン: ピアノ三重奏曲
ワジム・グルズマン 、 ヨハネス・モーザー 、 エフゲニー・スドビン
それぞれがソロ名義で数多く作品をリリースする3人の共演。これは予想以上の好演でした。
PCM録音
BIS
サン=サーンス: 交響曲第3番「オルガン付き」、プーランク: オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲、他
山田和樹 、 スイス・ロマンド管弦楽団 、 クリストファー・ヤコブソン
音響の良さで定評のあるヴィクトリア・ホールでのDSD録音。濃さと滑らかさ、空間の響き。演奏・録音共に素晴らしい
DSD録音
PENTATONE
チャイコフスキー: 「くるみ割り人形」
ウラディーミル・ユロフスキ 、 ロシア国立アカデミー管弦楽団
こちらはつい先日届いての滑り込み入賞。まだ数回しか聴いてませんが、これは良いです。
DSD録音
PENTATONE
ざわざわ /藤倉大
第57回レコード・アカデミー賞受賞作。コンサートでは味わえない、録音ものだからこその作りが実に面白い。家族受けは悪いので、なかなか聴けないのですが(苦笑)・・
PCM録音
2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位
ジャン・チャクムル
タイトルの通り2018年浜松国際ピアノコンクールで1位を獲った直後の緊急レコーディング。プロデューサー、エンジニア、MIX他はIngo Petry。優れた演奏と録音。才能溢れる若者を是非
PCM録音
BIS
サン=サーンス: ピアノ協奏曲第3-5番
アレクサンドル・カントロフ 、 ジャン=ジャック・カントロフ 、 タピオラ・シンフォニエッタ
ジャン=ジャック・カントロフの息子でピアニストのアレクサンドルのBIS第三弾。彼もまた前途明るい有望株。チャイコフスキー・国際ピアノ・コンクール優勝者です
PCM録音
BIS
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲(ヴァイオリン版/世界初録音)
レイチェル・ポッジャー
ヴァイオリンでの無伴奏チェロ組曲世界初録音。聴きはじめはさすがに違和感がありましたが、曲が進むにつれ、ヴァイオリンの曲かの様に馴染みます。さすがのポッジャーの演奏、さすがのCHANNELの録音
DSD録音
CHANNEL
聴いたアルバムより聴いてないアルバムの方が多いので、これからここに飛び込むアルバムがあろうかと思います。 名盤再発の方が売れるメディアですが、新譜も是非盛り上げて頂きたい。最新録音技術の向上はやはり新譜で磨かれると思ってます。