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SACDに特化した偏屈ブログ

情熱と官能。 麗しきシュタインバッハーが 銘器「ブース」で気高く奏でる ヴィヴァルディ×ピアソラの『四季』

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ヴィヴァルディ: 『四季』&ピアソラ: 『ブエノスアイレス の四季』 アラベラ・美歩・シュタインバッハー 、 ミュンヘン室内管弦楽団 、 ゼラルダス・ヴィドヴァ

タワーレコード

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これは絶対買いですね


4 Estaciones Porteñas: Primavera Porteña (Arr. for Violin & Orchestra)

SACDハイブリッド盤。人気と実力を兼ね備えた麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ニューヨーク・タイムズは、「叙情と情熱のバランスのよさ―彼女の長所は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評しています。

2018年7月録音の最新アルバムはミュンヘン室内管楽団との共演でヴィヴァルディとピアソラの『四季』を録音、「春・夏・秋・冬」それぞれの作品を交互に収録しております。

いわずと知れたヴィヴァルディの『四季』は、優美に輝く「春」、うだるような暑さと天候の変化を見事に表現した「夏」、収穫を祝う「秋」、凍てつく「冬」と標題音楽の醍醐味を堪能できる最高傑作。シュタインバッハーの艶やかで凛としたヴァイオリンの音色で聴き手を四季の移ろいに誘います。

20世紀アルゼンチンを代表する作曲家、バンドネオン奏者のアストル・ピアソラ(1921-1992)。1969年に書かれた『ブエノスアイレスの四季』は"タンゴの革命児"としてピアソラならではの官能的で陰影のあるグルーヴ感に満ちた作品です。シュタインバッハーはラテン音楽も得意とし、豪快で意志の強さを感じさせる演奏を披露しております。なお、もともとバンドネオン、ヴァイオリン、ギター、ピアノ、コントラバスという編成による作品ですが、当録音ではペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲によるヴァイオリンと室内オーケストラ版で収録されております。情熱と官能で迫るシュタインバッハーがストラディヴァリウスの銘器「ブース」で気高く奏でる渾身のアルバムが完成しました。

演奏の素晴らしさはもちろんのこと、ジャン=マリー・ヘイセン、エルド・グルートなどPENTATONEレーベルが誇る技術陣による録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。
キングインターナショナル

【曲目】
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』Op.8よりヴァイオリン協奏曲第1番~第4番『四季』
アストル・ピアソラ(1921-1992):『ブエノスアイレスの四季』(ペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲)
(1)ピアソラ:「ブエノスアイレスの春」
(2)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ホ長調 Op.8-1 RV 269「春」
(3)ピアソラ:「ブエノスアイレスの夏」
(4)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.8-2 RV 315「夏」
(5)ピアソラ:「ブエノスアイレスの秋」
(6)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第3番 ヘ長調 Op.8-3 RV 293「秋」
(7)ピアソラ:「ブエノスアイレスの冬」
(8)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第4番 ヘ短調 Op.8-4 RV 297「冬」

【演奏】
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ミュンヘン室内管弦楽団
ジェラルダス・ビドヴァ(コンサートマスター)

【録音】
セッション:2018年7月/昇天教会、ミュンヘン-ゼンドリンク(ドイツ)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(PENTATONE)
A&Rマネージャー:ケイト・ロケット(PENTATONE)
レコーディング・プロデューサー、バランシング、エディティング:エルド・グルート(ポリヒムニア・インターナショナル)

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バランス&レコーディング・エンジニア:ジャン=マリー・ヘイセン(ポリヒムニア・インターナショナル)

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アラベラ・美歩・シュタインバッハーSACD HYBRID:タワーレコード

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