ペッテション: 交響曲第12番「広場の死者」
クリスティアン・リンドベルイ 、 ノールショピング交響楽団 、 エリック・エリクソン室内合唱団 、 スウェーデン放送合唱団
SACDハイブリッド盤。クリスチャン・リンドベルイがノールショピング交響楽団と録音を続けている現代スウェーデンの作曲家アラン・ペッテションの交響曲シリーズ。当ディスクには交響曲第12番「広場の死者」を収録しております。この作品はパブロ・ネルーダ詩に基づく合唱を伴う交響曲です。ネルーダはチリの詩人、外交官、政治家。彼の詩と政治的行動の両方において、貧困層、抑圧された人々を突き動かす非常に影響力のある人物でした。1971年にノーベル文学賞を受賞しています。恵まれない人々への同情とともにペッテションがもつ暗黒で暴力的なパッセージが随所にあらわれますが、この作品でも一方で澄みきった弦の響きや天国を夢見ているかのような美しい旋律も印象的です。強烈なインパクトの中に祈りも感じられる唯一無二の世界が広がります。
キングインターナショナル【曲目】
ペッテション(1911-1980):
交響曲第12番「広場の死者」(詩:パブロ・ネルーダ)【演奏】
エリク・エリクソン室内合唱団
スウェーデン放送合唱団
クリスチャン・リンドベルイ(指揮)
ノールショピング交響楽団【録音】
セッション録音
2019年3月& 2020年1月
ルイス・デ・ギア・コンサートホール
(ノールショピング)