1997年から2010年までケルンWDR交響楽団の首席指揮者を務めたセミョン・ビシュコフ。彼らの貴重な共演のドキュメントをお届けします。
いずれも過去に「Profil」レーベルから単体でリリースされましたが、今回9枚をまとめたボックスとして驚きの価格で再登場。もちろん以前と同じくSACDハイブリッド盤。
9枚組のうちリヒャルト・シュトラウスの『エレクトラ』が2枚、ワーグナーの『ローエングリン』が3枚、ヴェルディのレクィエムが2枚で全曲を堪能できるのも貴重。フェリシティ・パーマーやデボラ・ポラスキの『エレクトラ』、ヨハン・ボータやアドリアンネ・ピエチョンカの『ローエングリン』も魅力ですが、ヴィオレータ・ウルマーナ、オリガ・ボロディナら旧ソ連の実力派たちと共演したヴェルディが圧巻。凄みに満ちています。(輸入元情報)【収録情報】
Disc1(73:04)
ラフマニノフ:
1. 合唱交響曲『鐘』 Op.35
2. 交響的舞曲 Op.45タチヤナ・パヴロフスカヤ(ソプラノ:1)
エフゲニー・アキーモフ(テノール:1)
ウラジーミル・ヴァネーエフ(バリトン:1)
レーゲ・アルティス室内合唱団(1)
WDR合唱団(1)
ケルンWDR交響楽団
セミョン・ビシュコフ(指揮)録音時期:2006年9月
録音場所:ケルン・フィルハーモニー
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)Disc2-3(66: 16/40:55)
● リヒャルト・シュトラウス:『エレクトラ』 Op.58 全曲エレクトラ:デボラ・ポラスキ(ソプラノ)
クリュテムネストラ:フェリシティ・パーマー(メゾ・ソプラノ)
クリュソテミス:アンネ・シュヴァネヴィルムス(ソプラノ)
エギスト:グレアム・クラーク(テノール)、
オレスト:フランツ・グルントヘーバー(バリトン)、他
WDR合唱団
ケルンWDR交響楽団
セミョン・ビシュコフ(指揮)録音時期:2005年
録音方式:ステレオ(デジタル)Disc4(73:48)
リヒャルト・シュトラウス:
1. アルプス交響曲 Op.64
2. 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28録音時期:2007年12月17-21日
録音場所:ケルン・フィルハーモニー
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)Disc5-7(71:29/73:12/70:34)
● ワーグナー:『ローエングリン』全曲ローエングリン:ヨハン・ボータ(テノール)
エルザ:アドリアンネ・ピエチョンカ(ソプラノ)
テルラムント:ファルク・シュトルックマン(バリトン)
オルトルート:ペトラ・ラング(メゾ・ソプラノ)、他
WDR合唱団
NDR合唱団
プラハ室内合唱団
ケルンWDR交響楽団
セミョン・ビシュコフ(指揮)録音時期:2008年5月30日~6月14日
録音場所:ケルン・フィルハーモニー
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)Disc8-9(43:31/36:45)
● ヴェルディ:レクィエムヴィオレータ・ウルマーナ(ソプラノ)
オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)
ラモン・ヴァルガス(テノール)
フェルッチョ・フルラネット(バス)
WDR合唱団
NDR合唱団
トリノ・レージョ劇場合唱団
ケルンWDR交響楽団
セミョン・ビシュコフ(指揮)録音時期:2007年11月12-16日
録音場所:ケルン・フィルハーモニー
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)SACD Hybrid